茅ヶ崎に風が吹いてる。

老眼にパニクらないリーディング・グラス。

老眼鏡を買ったよ。

もうそういう歳なのよ。

あるお店でリーディング・グラスというのをかけてみたら、スマホの画面がめちゃくちゃクリアに見えておったまげてね。

リーディング・グラスって老眼鏡のことなんだよね。

老眼って、イヤな響きだよね。

老いって認めたくないよね。

という、老いを認めたくないけど、世界をクリアに見渡したいという僕らのために、カッコつけたリーディング・グラスが売ってたので、買っちまったってわけさ。

パンフレットが老眼鏡って感じしないでしょ。

近くのものが読めなくても、パニックにならなくていいぜって。

ファンキーなオヤジが迫ってくる。

サーファーチョイ悪オヤジモデルにしてカッコよいブランディング。

眩しいイエローで、ガジェットみたいにステッカーまでついてる。

カッコいいだけじゃなくて、機能と種類もスンゴイのよコレ。

基本のシングルスペックは「老眼+ブルーライト」

ダブルスペックは「老眼+ブルーライト+調光」

ビジネススペックは「遠近両用+ブルーライト」

ボクが買ったのはフルスペックの「遠近両用+ブルーライト+調光」ってやつ。

買うときは、レンズの度数(+1.00とか+1.50とか)を選んで、スペックを選んで、フレーム(スクエアかオーバル)を選んで、カラー(マットブラックとかマットのべっ甲とか)を選ぶので、優柔不断なボクは時間かかったよ。

湘南Tサイトのおねえさんにいろいろ出してもらって試着しまくってようやく決めたのが、フルスペックのオーバルのべっ甲。

最後まで迷ったのが、「遠近両用」にするかと、「調光」にするかってところ。

「遠近両用」は、レンズの上の方には度が入ってなくて、下の方だけ度が入ってるので、かけっぱなしで生活できるってやつ。

昔はレンズの境目がはっきりしてて、まさにオジイって感じだったけど、今のは境目がないので見た目にはわからなくなってる。

「調光」は、これスゴいんだけど、部屋の中とかではクリアなんだけど、外に出て紫外線に当たるとレンズが暗くなるっていう魔法みたいな機能。

けっきょく、かけっぱなしにしたいし、ウッドデッキやビーチで本を読みたいので、コレにしたってわけです。

老眼鏡にしては、ポップでシックで若々しいデザインでしょ。

上側にはしっかりと「パニクるな」と。うん、おちついて生きましょう。

デザインとスペックがクールなコイツだけど、他にも、

首や頭上に引っかけやすいテンプルになってたり、

海とかアウトドアで使っても錆びないように金属ビスを使わないプラスチックヒンジだったり、

ぐにゃっと押しつぶしても壊れない弾力性のあるフレームだったり、

仕様もタフで使いやすく仕上がってるの。

メーカーは「ハイブリッドリーディンググラス」って呼んでるね。カッコいいね。これなら苦笑しながらも老いを受けいれられそうだね。

男は、歯目魔羅の順番で老いがくるそうですよ。

歯、目ときて、次は……笑。

またサーフィンでもやろっかなー。

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