『Bitstrips』は、自分の似顔絵(アバター)を作成して、アメリカのコミックのようなイラストを簡単に作成することができるとてもユニークなアプリだ。
iPhoneやAndroidのアプリもあるが、ベースはFacebookアプリなので(今のところは)Facebookのアカウントが必要となる。
▶ Bitstrips – Comics starring YOU and your Friends
FacebookでBitstripsをスタートさせたら、まずは自分のアバターを作ろう。顔の形、髪質、髪型、眉の形、睫毛の量、眼の形、顔の皺、鼻の形、体型、髭、服装、靴、鞄などなど、かなり細かいところまで作り込むことができる。
自分そっくりのアバターを作るためには、家族や近しい友人などに協力してもらって、なるべく客観的な意見を取り入れたほうがいいだろう。自分一人で作成すると、どうしても実像よりも見栄えよく作ってしまうのが人間というものだ。
こちらはiPhoneアプリで作成しているところ。iPhoneでも簡単に質の高いアバターを作成できるが、衣服のカラーやバリエーションなど、細かいところはFacebookアプリでないと使えない部分がある。
アバターが完成したら、用意されている様々なシーンから好きなものを選んで遊んでみよう。上のイラストは「Ryuが群衆の一部になろうとしているところ」だ。ウォーカーに囲まれて微笑んでいるとは変態としか思えない。
イラストのタイトルやキャラクターの表情を変更したり、吹き出しを付けることもできる。ただし今のところ日本語には対応していない。このイラストは映画『グラン・トリノ』のシーンを再現してみたところ。とてもイーストウッドには見えないが。
友達のアバターを使ったイラストも作成することができる。しかもBitstripsを使っていない友達でも勝手にアバターを作成することができてしまう。その場合は、Facebookに投稿されている友達の写真を表示して、それらを参照しながらアバター作成ができるという親切な仕様となっている。
Webでよく見かけるアバターや似顔絵アイコンにはやや距離を置いていた僕だが、Bitstirpsのイラストは『BEAVIS AND BUTT-HEAD』を彷彿させるような、ブラックユーモアを匂わすアメリカンなテイストが微笑ましい。このアプリを使って誰かにイタズラしてニヤニヤしたくなってくる。
他にも、季節のグリーティングカードを作成できたり、次々に新しいシーンが追加されたりと、まだまだいろいろと愉しめそうなアプリなので、ぜひ試してみてください。