茅ヶ崎に風が吹いてる。

春の風とラングラー。

春めいてきましたねえ。冬のあいだは茅ヶ崎の海辺の穴ぐらで冬眠していたおいらだけど、ようやくエンジンあったまってまいりましたねん。

エンジンといえば、わが家のステップワゴンが八年目くらいになるので、そろそろ車の買い換えを考えてるんだけど、何を選ぶかあちゃこちゃ迷ってます。

もう長いこと、次はハイエースを買うって決めてたんです。我が国の誇る機能性と積載性抜群の商用車で、普段使いはもちろん、キャンプに車中泊旅にサーフトリップに大人数でのお出かけにと夢を膨らませてたんだけど、あまりにもたくさん走っているせいか、この前友人が乗ってきたホワイトのメルセデスが眩しかったせいか、気づいたら俺の中で色褪せてしまった。

リノカって、ハイエースのカスタムブランドもスゲえカッコいいんですけどね。

あとは、三菱のデリカD5。4WDでアウトドア志向の強いこいつはミニバン界の変わり者だけど、安心の国産車だし、あれこれ遊べそうだなあと思ってたんだけど、これもだんだんトーンダウン。

やっぱり車は機能性よりカッコよさだろう!ってな感じにシフトしたのか、昔から好きだったジープ・ラングラーがいいじゃない、って感じになってきた。ラジコン持ってるし。

望月峰太郎の『バタアシ金魚』ってマンガの最後のほうに出てきたのって、あれラングラーじゃなかったっけ?

それはともかく、5ドアモデルもあって家族でもアウトドアでも楽しめて、それでいて歴史と気品のあるお顔立ちの唯一無二のザ・ジープ最高じゃないですか。

アメリカンバイクに乗っている人が、「俺は好きでこれに乗ってるんだ」といくら自分に言い聞かせても、ハーレー乗りを見かけるとどこか負けたような気持ちを抱いてしまうように、ジープという車名が自動車の一つの種類を表すほどに代表的になってしまったジープ社の顔ともいえるラングラーは、やっぱり別格。故障の多いアメ車だけど、いまどき笑っちゃうような燃費だけど、大事なのは日々ステアリングを握るときの少年みたいなワクワクだろう!

ってなもんで、ぼちぼちJEEPのディーラーに試乗にいっちゃおうかしらとほくほくしていたところへ、春の訪れと共にひとすじの風が吹いて、一息に方向転換しちゃったんだ!

つづく。

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