茅ヶ崎に風が吹いてる。

食べてるうちから健康になってく「極楽カリー」と上野の老舗豆大福を求めて初夏の鎌倉をゆく。

鎌倉の歯医者さんに通ってるんで、終わったらいつも鎌倉さんぽ。

▲ 鎌倉ってこういう迷路みたいな狭い路地がたくさんあってワクワクする。

▲ 鎌倉駅前の観光地の賑わいもいいけど、この辺は人が住んでるって感じがするねえ。

▲ 江ノ電の線路と家々の距離の近いこと!

▲ さて、今日のお昼はこちら。友人オススメの鎌倉は由比ヶ浜の「極楽カリー」さん。

遠目でわからないけど、お店の看板とかぶっ飛んでます(笑)。

▲ 手描きらしい絵図がエスニックでいい雰囲気。本棚に並ぶのはゴリゴリのスピリチュアル書籍多し。マンガもあり。

▲ エスニック&エキセントリックなんだけど、すごく清潔で気持ちのいい空間。一見ちょっと変な人風で、じつはすごく人当たりのいいご主人の人柄の出た店内だね。

▲ 食事メニューはこれだけ。「鶏カリーセット」。NO CHOICE!潔し。

鶏肉を、水も使わず野菜とスパイスだけで三日間煮込んだカレーなんだって!

▲ セットのサラダはピクルスっていうかマリネっていうか漬け物風。これが激ウマ!薄味ながら酸味と塩味が抜群で、いくらでも食べられそう。大きなザク切りの食感がたまらん。

▲ さあ出たよ、無水カリー!うまああああい!何だこれ?食べたことない!

味つけはスパイスと塩だけっていうんだけど、野菜と鶏の出汁なのか、甘い味わいもあって、でもスパイスもしっかり効いてて、でも辛いってわけでもなくて、まあとにかくうまい!

▲ なんかね、食べてるそばから身体がぬくもるというか、健康になってるぞ俺……、ていう身体感覚があるんだよね。まさに筒井康隆の『薬菜飯店』だ!

この小説気持ちいいよー。読んでて爽快になっちゃう文芸の極み。楽しんで!ジョジョでも真似してたね。

▲ 食後のチャイは熱々で甘くてスパイシー。スパイシーって辛いってんじゃなくて、スパイス効いてるね〜っていう。暑い夏こそホットだね。

▲ 帰りに通り沿いにある『岡埜榮泉(おかのえいせん)』で豆大福を。

上野の老舗の支店かと思ったら、こっちに移転したんだってね。

▲ お店のおばちゃんが古き良き素敵な接客でしびれたよ。「お気をつけてお帰りください〜」って、自然と言えちゃう人徳かな。

▲ 原宿の『瑞穂』より皮が厚めでもちもちで、これはこれでうまいね。

極楽カリーはおいしくて落ちついた店だけど、静かにぶっ飛んでるお店だね。極楽いっちゃうカレーだからね、名前からして(笑)。NIRVANA CURRY?

でもホント、これ食べた日は、身体がぬくもるというか、胃腸がきちんと働いてるなって感じがしたよ。一日限定三〇食だったかな?平日のほうがいいかもねー。ナマステ〜。テリマカシ〜。

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