どうやら新しいiPhoneが9月に出るのは間違いなさそうですが、情報元の『iMore』によれば、同時に「iPad mini」も発表されるのではないかとのこと。
iPad miniは本当に出るのか?
Rip Steve Jobs / f_shields
スティーブ・ジョブズが「クールじゃない」と切り捨てていたと言われる7インチのiPadですが、昨今の市場と照らし合わせて考えてみると、あり得ない話ではなさそうです。
というよりむしろ、Googleの『Nexus 7』やAmazonの『Kindle Fire』、楽天の『kobo』など、需要が薄いと言われてきた7インチ市場は俄然盛り上がっているので、iPad mini投入は自然な流れだと言えるでしょう。
発売時期はともかくとして、出ることは間違いない、と個人的には思っています。
iPad miniが主役になる日がくるかも?
かつて世界に衝撃を与えたiPodが、やがてiPod miniやiPod nanoなどの小型後継機種に主役の座を譲ったように、iPadもminiがメインになる日が来るかもしれません。
スペックやクラウド環境が向上し、電子書籍や動画配信の配備が進めば進むほど、人々はiPadを持ち歩きたくなるでしょうから、携帯性がこれまで以上に重要になってきます。
『週アスPLUS』の記事によれば、iPad miniは教科書やテレビとの連携が考えられているそうです。現行の10インチiPadが大きすぎるとは言いませんが、鞄の中やリビングを考えると、7インチが理想に思えてきます。カフェやリビングで、ささっと取りだして調べ物をしたいときなんかに、10インチだとほんのちょっと大きいんですよね。
この「ほんのちょっと」が、日常では大きな差になってきます。
前記した他社の7インチタブレットと電子書籍のマーケットで戦うには、10インチはやはり大きすぎます。
僕はよく庭のリクライニングチェアやソファに横になってiPadでネットや電子書籍を読みますが、現行モデルだとすぐに腕がだるくなってしまいます。iPadの本来の使い方はこうであるべきはずなのに!
また『iMore』によれば、予想価格は200~250ドル(約1万5000~2万円)とのこと。これくらいならば、おもちゃ代わりに買うなんて人も増えそうです。
結論・iPad持ってなかったら絶対買うんだけどなあ
数ヶ月前に新しいiPadを購入してから、タブレットPCの魅力に興奮する一方で、その機能的限界もまたしっかりと実感しました。
iPadは、数多の秀逸なアプリによってクリエイティブにもなり得るけれど、やはりプロフェッショナルには及ばないコンシューマプロダクトであるという、買う前から薄々わかっていた事実を、掌で感じると、2万円以下の7インチiPadというのは、実に理にかなっているように思えてなりません。
なんか人気爆発する予感します。
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