生まれてはじめて競馬へ行ってきましたよ。
レースを楽しむというよりは、仲間たちとお馬さんを眺めながら、初夏の宵の風を浴びに出かけた感じだったんだけど、楽しかった!大人の遊び♫
▲「立会川」駅を出てすぐにある坂本龍馬像。「なぜここに龍馬が?」と首をかしげつつ商店街を歩く。
▲ 何ともノスタルジックな商店街。すでに界隈の立ち飲み屋にはおいちゃんたちがたむろしていて、ホルモンの香りが流れてくる。
写真を撮りたかったんだけど、赤ら顔でウエーイと酔っぱらってるおいちゃんたちにカメラを向けるのははばかられたので素通り。
すでに駅前から「競馬場」という雰囲気がある。
▲ 駅から十分くらい歩いて「大井競馬場」に到着。
え?なにここ、バスターミナル?
と思ったら、品川や大井町、大森などの駅から、無料送迎バスが出ているとのこと。
ちなみに最寄り駅は東京モノレール「大井競馬場前」駅。
▲ 入場料は100円。つまり100円さえ払えば、別に馬券を買わなくても、広ーいコースを眺めたり、キレイなお馬さんを眺めたりして楽しめるのね。
▲ なんか遊園地みたいな入場口にワクワクする!
▲ 特設ステージまわりには人だかり。何があるのかしら?
▲ 場内の飲食ブースで、ブロガー仲間たちと合流。
▲ はじめての「競馬場メシ」は、レバー的なやつ。
特別うまくもないが、夏のB級グルメはこういう場所によく似合うぜ。生ビールでぐいっと流しこむ。
▲ ツアコン(主催)の奥野さん(@odaiji)以外は、完全な競馬素人なので、ここでしばらく飲みながら馬券の買い方や新聞の読み方を教えてもらう。
▲ 僕が生まれてはじめて買った馬券。何のデータも見ず、お馬さんの名前で選んだ。
もちろんビギナーズラックなどという幻想は夢のまた夢で、ふつうに玉砕。
▲ 大人がやるとやたらと腹が立つお約束の「顔ハメ看板」で写真などを撮りつつ。
▲ 夕暮れ時のパドック。帝王賞という大きな賞があったので、人がたくさん!
真剣に馬の状態をチェックする競馬ファンの中に紛れて、「お馬さん大きい〜♫」「毛並みツヤツヤじゃん!」「サラブレッドカッケー!」と素人丸出しの僕ら。
▲ 唐突にそびえ立つモダンなビルヂングは、馬券売り場とか飲食店ブースとかが入った建物で、大井競馬場のメインっぽい。
全面ガラス張りですんげースタイリッシュ。
僕が求めていたおっさんくさくて汚らしい雰囲気でなくて、やや残念(笑)。
▲ 夏の夕陽でピンクに染まる雲と馬場。ドデカイカメラを持った人がかぶりついている。
鉄ちゃんならぬ馬ちゃん、といったところか。
▲ お目当ての「帝王賞」まで時間があったので、場内の売店で腹ごしらえ。
「じゃりン子チエ」に出てきそうな下町風情のおばちゃんがのんびり接客してるので、なかなか列が進まない(笑)。
それでも腹を立てる客などおらず、「じつは永遠におばちゃんをやってるんじゃないのか?」と疑いたくなるほどおばちゃん属性の高いおばちゃんがささっと炙った焼鳥と生ビールを買う。
▲ 素人すぎて、場内のモニターでレースを見ても、どの馬が勝ったのかわからない面々。
▲ 場内には食べ物屋さんもいっぱい!
もっと汚らしい戦後の闇市的な日本の純粋なジャンクフードを期待していたのだが、予想以上にすべてが清潔!
銀だことかモスバーガーとかライオンとかあって、どっかの駅前にいるのと同じようにいろいろ楽しめる。
▲ 陽が落ちた後のパドックも美しい。やっぱりお馬さんはなんか風格があるね。
▲ 帝王賞はどうしたかって?
ええとね、競馬新聞も見ずにテキトーに書いて券売機に入れたら、あまりに素人すぎて馬券買えませんでした(笑)。
なんか12頭しか走らないのに13番の馬を買おうとしてたみたいで、おばちゃんが出てきて説明してくれたんだけど、もう時間がなくてあきらめましたよ。後ろに並んでる人たちの視線も怖かったし。
一万円くらい競馬場にお賽銭するつもりで来たんだけど、それすらできないという(笑)。
まあそのおかげで後でおいしいものを食べましたが。
▲ 競馬場から「立会川」駅への帰り道。
競馬場があるだけあって、狭い商店街には飲食店がたくさん。東京の素敵な感じが残ってる。昔住んでた「学芸大学」駅を思い出したなあ。
夜の競馬場は夏祭り!
今回は奥野さんという都内の渋い遊びを知り尽くしたおじさんに連れていってもらったんだけど、未知の世界はすんげー楽しかったですよ。
大井競馬場も「東京シティ競馬」なんていうオサレな愛称がついているし、ナイター競馬も「トゥインクルレース」なんて呼ばれてて、なんか全体的にすごくモダンでシャレオツな感じ。
場内には若くて美しい女子たちもたくさんいて、デートコースにも良さそう!
あとね、単純にすんげー広くて気持ちいいですよ。
野球とかサッカーとかのスタジアムとは比較にならないくらい広大ですからね、そこを渡る夏の宵の風が本当に気持ちいい。
誰もが持っている「いつかの夏祭り」「いつかの花火大会」なんかの記憶が甦って、甘くて切ないノスタルジーを味わえるかもしれません。