2015年1月31日(土)に開催された「映画ファンの集い – 2015新年会 – 」に参加してきました。
このイベントはいつもすごくクオリティが高くて、毎回新しい要素が盛り込まれて大盛況になるので、毎月開催されているのにリピーターの数がハンパないんです。
とはいえ、見知らぬ他人と映画の話で盛りあがるのなんてムリ!というシャイな方もいらっしゃるでしょう。そんなあなたでも、気がついたら心から楽しんでしまって次回も参加したくなってしまう、三つの理由を紹介します。
1.主催者の熱意と行動力がすごい
イベントを良くするのも悪くするのも、主催者がすべてです。見知らぬイベントに参加するときには、まず主催者がどんな人なのか、一番気になるのではないでしょうか。
このイベントの主催者は、超人気映画専門ブログ「A LA CARTE」を運営する柳下修平さん(@shuhei0919y)。ブログ運営以外にもフリーランスで活躍されており、最近はその軽快なトークを活かして様々なイベントの司会をされたりもしています。
主催者に必要なイベントに対する熱意・行動力・人望を、彼が備えているのはもちろんですが、やはりその魅力は彼の人柄に収束します。
常に参加者を楽しませることを考え、イベント後のアンケートや意見にも柔軟に対応してくださるので、初めての方でも気軽に参加できるのではないでしょうか。
イベント時のトークでも、常連にはややキビしく、初参加者さんにはとてもやさしいです(笑)。
2.映画ファンを楽しませる仕組みがすごい
初参加者を不安にさせない仕組み
イベントに参加申し込みをすると、開催日までにたくさんのメッセージが届けられます。
- 参加者のプロフィールなどの事前アンケート
- イベントの具体的な内容やタイムスケジュール
- 会場への行き方や当日の受付の仕組み
- 参加者プレゼントのお知らせ
- アンケートより集計した参加者全員のプロフィールPDFの配布
この事前メッセージのおかげで、イベントの具体的な内容がイメージできるし、会場や受付の仕組みも把握できるようになっていて、初参加者の不安を可能なかぎり減らしているのです。
様々なジャンルの映画ファンを楽しませる仕組み
テーマごとに分かれたテーブルについて映画談義に花を咲かせる「お題トーク」が、イベントの基本的な流れ。45分1コマに区切られているので、いろんなジャンルの映画についてわいわい楽しめる仕組みになっています。
以前はホラーファンが少ない、という声もあったようでしたが、今回はホラーテーブルも大盛況で、時間が足りないほどでした。
リピーターを楽しませる仕組み
イベントのクライマックスに開催されるクイズ大会は、リピーターが最も楽しみにしているコンテンツのひとつではないでしょうか。
毎回古今東西の様々な映画から、思わずうなってしまうようなハイクオリティな問題が出題されて、それをチーム戦で解いていくのですが、問題の絶妙な難解度がクセになります。チーム戦なので、みんなでワイワイあーじゃねーこーじゃねーと盛りあがれるのも楽しいです。
他にも、現役美大生が制作した短編アニメーションを上映したり、映画配給会社の方たちのプレゼンがあったり、映画賞表彰式の招待状がもらえたり、魅力的なコンテンツが盛りだくさん。
配給会社の方たちとテーブルを囲んで、リアルな話を聞くこともできました。
3.自分の知らないすばらしい映画をたくさん持ち帰ることができる
僕が個人的に楽しみにしているのは、「お題トーク」の中で、他の参加者さんからいろんな映画を教えてもらえることです。
たとえばホラー映画テーブルで、まず自分の好きなホラー作品を発表したりするのですが、やっぱりいろんな趣味の方がいらっしゃいますから、ホラーといったって知らない名作・傑作がバンバン出てくるんですね。
知っている映画が出てくればその話で盛りあがるし、知らなければその映画の良いところを説明して盛りあがる。だから映画の知識が豊富な人もそうでない人も、同時に楽しめるんですね。もちろん知っていたほうが楽しいけれど、知らなければ後で観る楽しみが増える。
作品名を紙にメモしてもいいのですが、映画専門SNS「Filmarks」のアプリがオススメです。その場で検索して保存しておけるし、映画のジャケット写真を見せあって確認もできるし、Filmarksユーザー同士ならその場で繋がることもできる。こういうイベントのためにあるようなアプリですよ。
2015年次回以降の開催予定
2月:映画ファンの集い〜Celebrate The Cinemas〜
*記事内の写真は「明日やります」の奥野さん(@odaiji)にお借りしました。ありがとうございます。
柳下さんのイベントレポート(参加者の声)
1月31日「映画ファンの集い-2015新年会-」を開催しました!〜レポ、感想まとめ、お詫びと課題、2月の目標など〜 – A LA CARTE