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小さい頃から虫歯が多くて、歯医者が大キライでした。

「なんで動物は歯を磨かないのに虫歯にならないんだよバカヤロー」とか思いながら、さすがに大人になってからはちゃんと歯を磨いてケアするようになったけど、それでも不満があったんですよ。

だってこんだけテクノロジーが進化した時代なんだから、歯なんて磨かなくても虫歯にならないなんかそういうの誰かやってくれりゃいいのに!←完全に人まかせ

でも先日、友人の歯医者さんで虫歯の仕組みというか流れみたいなのを説明してもらったら、ちょっと納得できたんです。

虫歯は「歯垢」と「歯石」からスタートする

歯の垢(あか)と書いて歯垢(しこう)。文字通り歯の表面に付着する垢のことだけど、食べもののカスだけってわけでもじゃないんだね。

食べたものから出る虫歯の原因になる細菌とかそういうネチョネチョした黄色いやつ。

そいつがたくさん溜まると歯と歯茎の間とかで石灰化して「歯石(しせき)」になる。

そんで歯垢や歯石が溜まると、歯茎が炎症を起こして、歯の周りに隙間ができる。

その隙間にますます食べもののカスや歯垢がたまる。細菌メッチャ繁殖する。

つまり虫歯になるプロセスって

  1. 歯垢が歯に付着する
  2. 歯垢が溜まって歯石になる
  3. 歯茎が炎症を起こして隙間ができる
  4. ますます歯垢や歯石が溜まる
  5. どんどん隙間だらけになって細菌が繁殖する
  6. 虫歯菌が繁殖しまくって( 0w0)ノ ウェーイ!

という感じなんですね。わかっていたようないなかったような。

[voice icon=”http://clockworkapple.me/wp-content/uploads/2016/03/8ECA905E201_9.jpg” name=”ヒロト先生” type=”l fb”]ちょっと違うのは、虫歯と歯周病の成り立ちと進行が混ざってるところかな? 同じ口の中なんだけどそこのところは菌も進行過程も異なるんだよ[/voice]
[voice icon=”http://clockworkapple.me/wp-content/uploads/2016/02/ryuprof1.jpg” name=”竜さん” type=”l fb”]なるほどー!次の診療のときにまた詳しく教えてチョー![/voice]

野生の動物が歯を磨かないのに虫歯にならない理由

僕は昔からこういうプロセスというか仕組みがわかると俄然やる気が出るので、最近は歯のケアも楽しくなってきましたよ。

歯垢を除去するために歯を磨くんだけど、先生もオススメするソニッケアーがやっぱりいいみたい。

超音波だったかな?人間の手では不可能なすんげー微細な動きで歯垢を取ってくれるわけよ。

でも歯の間にもにもカスとか垢が溜まるから、デンタルフロス(細い糸のやつ)とかもやるわけ。

超メンドクセー!( ̄▽ ̄)

なんでライオンとか野生動物は歯みがきしないのに、人間だけソニッケアーだとかデンタルフロスだとかやんなきゃいけないのよー!

って思ってネットで調べたら、何のことはない。単純な答えがありましたよ。

それは

「人間はメッチャおいしいもの食べてるから!」

らしいですよ。

野生の動物は火を使って料理なんてしないですからね。生のお肉とか木の実とかカタイもんをバリバリバキバキ咀嚼して、しっかり歯を使って食べるし、自然そのまんまの素材を食べてるから、歯垢とかも溜まりにくいらしいッス。

じゃあしょうがねーや!

毎日うまいもんをたらふく食べるためにも、

歯をしっかりケアしよう!

虫歯があって片側の歯でしかものを噛めないときって、ホント食べものの味が半減するよね。ちっともおいしくない!

ラーメン二郎もキューバサンドも天ぷら蕎麦もステーキもママちゃんのゴハンも、まだまだ死ぬまでたらふく食べるぞーっと!

竜さんが毎日使ってるソニッケアー

デンタルフロス

鎌倉の予防歯科なら