USB接続できるフェンダーのギターはiPhoneやiPadのスピーカーから音が出ないという事実。

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昨年のクリスマスに、アメリカのAppleストアで売られている「iPhoneやiPadにUSB接続できるフェンダーのストラトキャスター」を並行輸入で購入した(正確にはフェンダーの廉価版ブランド『Squier』)。

USBコネクタを使ってiPhoneやiPadに接続できれば、週末の夜などに、リビングのソファで手軽にエレキギターの音を愉しめると考えたのだ。

ところがそれは僕の勘違いだった。

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これぞ大人のおもちゃ!iPhoneやiPadに接続できるフェンダーのストラトキャスターが199ドルで売ってるだって! | KLOCKWORK APPLE

iOSデバイスからは音が出ない。

結論から言うと、USBで接続したiPhoneやiPadから音は出ない。

手順を追いながら詳しく説明しよう。

USBでiPad(またはiPhone)に接続する。

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付属のUSBコネクタを用いてギターとiPadを接続し、GarageBandを起動。ケーブルのボタンをタップしてモニタをオンにする。

この時点で、iPadの内臓スピーカーから音が出るのだと僕は考えていた。 GarageBandに用意されているエフェクタを使って、リバーブやディストーションを愉しもうと。

ところが音は出ない。

iPadにヘッドフォンを繋いでみる。

試みにiPadのヘッドフォンジャックにヘッドフォンを接続してみるが、やはり音は聞こえない。

逆に音源入力がヘッドフォンのマイクに替わってしまい、ギターとの接続が遮断されてしまった。

ギターのヘッドフォンジャックにヘッドフォンを接続してみる。

はたと思いあたって、ギターのボディにあるヘッドフォンジャックにヘッドフォンを繋いでみたら、ようやく音が聞こえた。

つまりこうだ。

ギターからUSBコネクタを伝ってiPadに運ばれた「音」は、GarageBandによってエレキギターの「電子音」に変換されて、ギターに戻ってくる。それをギターに接続したヘッドフォンで聴くのである。

Macのスピーカーからは音が出る。

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次にMacBook Airに接続してGarageBandを起ちあげてみた。

まず「環境設定」から「オーディオ/midi」を選択し、「オーディオ出力」を「USB Guitar」から「内蔵出力」あるいは「システム設定」に変更する。

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次にモニタのボタンを押してモニタをオンにする。

するとMacBook Airのスピーカーからは音が出る。もちろんヘッドフォンからも聞こえる。

僕の大いなる勘違い

モバイルデバイスをアンプとして使いたかった。

僕がこのギターを買った理由は、iPhoneやiPadという持ち運びに便利なモバイルデバイスをアンプ代わりに使えれば、自宅のリビングでも、庭でも、キャンプでも、友人宅でも、どこでも手軽にエレキギターの音を愉しむことができると思ったからだ。

むろん音質などは二の次だが、ある程度の音量が出れば、家人や子どもたちにも楽器を持たせて、ちょっとしたファミリーバンドもできるのではないかと胸を膨らませていたのである。

音楽を愉しむのではなく、音楽をつくるためのギターだった。

あらためてフェンダーのプロモーション動画を注意深く観てみると、はじめに出てくる青年はiPadを使っていて、ギターのヘッドフォンジャックにヘッドフォンを繋いでいるのがわかる。

次に出てくる青年はMacBook Proに接続して使い、最後にバンドメンバー全員が標準の1/4ジャックでアンプに繋いで演奏している。

iOSデバイスのスピーカーから音が出ているシーンはひとつもない。つまりそういうことだ。

他に方法はないのか。

iOSデバイスをアンプ代わりに使いたい、という僕の希望を叶えてくれる製品が他にないのか調べてみた。

iRig

iRigは標準1/4ジャックとステレオミニプラグを接続するアダプタだが、残念ながら内蔵スピーカーからの出力はできない。ただしアダプタ本体にモニター用のステレオミニプラグの出力端子があるので、ここにヘッドフォンを差してモニタリングすることはできる。

JAM

JAMは同じく標準ジャックを変換するアダプタだが、こちらはDockコネクタに接続するタイプで、iOSデバイスの内蔵スピーカーから音を出すことができる。音質もiRigよりは良いようだが、価格も上がっている。 410Cr RnCvL

サードパーティ製品であるJAMが、USBギターと同様にUSB出力からDockコネクタ入力をしているにも関わらず内蔵スピーカーから音を出すことができるのに対し、Appleのブランド名を冠したUSBギターのほうはそれができないというのは、なんとも歯がゆいところだ。

ちなみにiRigもJAMも実際に使ってみたわけではないので、動作の保証は持てない。購入を検討されている方は、Amazonのレビューやその他情報を御自分で確認してみてください。

▼JAMとiRigの比較はこちらの記事が参考になった。
APOGEE JAM vs iRig まとめ – iPhone de Smart Days

 

 

 

 

おわりに

JAMを使えばiOSデバイスをアンプにしたいという僕の夢は叶うのだが、ミュージシャンではない僕が欲していたのはそういう複雑な環境ではない。

ということで、主にiPhoneに接続して、ヘッドフォンを使って夜な夜な孤独につたないリフをつま弾いている。

今のところ、家族や友人たちと底抜けに明るいレゲエバンドでもやろう、という目論見からは正反対のところにいるようだ。

とりあえずは、先日コンパクトなスピーカーを購入したので、ステレオミニケーブルを買って試してみようと思っている。

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