先日紹介した、NFC(近距離無線通信)を搭載したジュエリー『one-Time of Love』のラインナップやコンセプト、使い方などの詳細を紹介する。
▶ ダイヤモンドに永遠の思い出を。NFC搭載ジュエリー『one-Time of Love』 | CLOCK LIFE*
『one-Time of Love』のコンセプトと使い方
そもそもNFCとは?
Narvesen NFC ID / Janitors
NFC(近距離無線通信技術)は、わかりやすく言えばSuicaやおサイフケータイなどで使われる通信規格のこと。厳密には区分けがある。
「非接触通信」とも呼ばれ、カードやスマホを専用端末に「かざす」だけでデータを送受信できる。Androidスマホでは長らく使われてきたが、ようやく最近iPhoneにも搭載されて話題になった。
『one』とは?
CORE JEWELS one COLLECTIONは
NFC(Near field communication / 近距離無線通信)を
搭載したダイヤモンドジュエリーです。
oneのNFC搭載ダイヤモンドジュエリーと
専用端末が「触れ合う」ことで、
大切な人との時を共有できるクローズドの
デジタル空間 one -Time of Love-の扉が開きます。
oneを身につけること、
それはいつでも何処にいても大切な人や思い出と
繋がっていることを意味します。
同じキーが登録されたペアリングやペンダントなどを使って、特定の人のみでクラウド上のオンラインストレージを共有できる仕組み。
味気ないパスワードを使わずに、気持ちが宿ったジュエリーが大切な人との思い出の扉を開ける鍵となる。
『one』を使う流れ
1.アプリをダウンロードする
CORE JEWELSのサイトから、one専用アプリをダウンロードする。
http://www.corejewels.tokyo/one/download
ちなみにまだアプリは公開されていないが、12/10の一般発売に合わせてダウンロードが可能になりそうだ。Macの場合は、アプリとは別にドライバソフトウェアが必要になる。
2.専用リーダーをパソコンに接続する
パソコンに接続するためには専用のUSBリーダーが必要になる。10/20〜11/10まで行われている先行予約で購入すれば無料で付けてくれるそうだが、基本的には別売り。ここはぜひともセットにしてもらいたい。
3.リーダーにジュエリーをかざす
アプリを起動した状態で、指輪やネックレスなどをリーダーにかざす。ビープ音が鳴ればWebサイトが立ちあがり、クローズドのデジタル空間『one- Time of Live-』にアクセスができる。
メッセージ、写真、動画、記念日、思い出の経過日数など、大切な人との時を共有できるプライベートアルバムが楽しめる。
パソコンだけでなくNFC搭載のスマホでも使えるが、iPhoneが対応しているのかは今のところ不明。
『one-Time of Love』のラインナップ
▲ カプセルタイプの「MEDICINE-ONE」はシルバー・アクリル製。1Pのホワイトダイヤが埋め込まれている。
▲ こちらはネックレスにできるタイプ。チェーンは別売りで¥10000から。
▲ 「MEDICINE-ONE」の上位モデル。カプセルの中に0.47〜0.5カラット分のホワイトダイヤが詰まっている。ダイヤのカプセルとは美しい。
▲ カプセルタイプの最上位モデル。キーホルダーや携帯ストラップにちょうど良さそうだ。
▲ 指輪タイプ。リングの裏側にダイヤモンドが並ぶ。CORE JEWELSの誇るブラックダイヤも選べる。
▲ 指輪タイプの上位モデル。よりエレガントな風合いだ。
他の指輪型デバイスとの大きな違い
じつはNFCが搭載された指輪型のデバイスは珍しくない。
様々なベンチャーや企業が、ジェスチャーで使えるような高性能デバイスを開発しているが、キラープロダクトと呼べそうな製品はまだ見あたらない。
『one』がそれらのデバイスと一線を画すのは、デジタル企業ではなく、ジュエリーブランドが開発した製品であるということだ。
ロレックスがスマートウォッチを売り出したようなものだから、デザインと品質には疑う余地がない。
そして『one』が最も大切にしたのは、機能よりも、愛情・大切な人・絆・時間・思い出。
ダイヤモンドの輝きに封じこめられた思い出は、永遠に輝きを失わないだろう。