Kindle Paperwhiteを手放せない理由はいろいろあるが、iPhoneやiPadが到底かなわないのは、やはり電子インクによる快適な視認性だ。
直射日光の下や暗闇、家の中などで比較してみたので参考にしてほしい。
まずはキッチンの一般的な蛍光灯の下で比較。iPhoneの明度は中間くらい、Kindleは明度ゼロに設定してある。Kindleの電子インクは眼に優しいが、これくらいの明るさならiPhoneでも問題はない。
夜のリラックスタイムの間接照明時。Kindleの明度は「9」に設定で楽に読めるが、iPhoneのほうはやや眩しいので長時間の読書はきつそうだ。明度を下げればいいのだが、いちいち設定し直すのは面倒。
真っ暗な寝室での比較。ここまで暗いと写真が白く飛んでしまうほどiPhoneのほうは明るく、すこしの間見ているだけで目が疲れてくる。Kindleは「9」に設定しているが、もっと暗くても快適に読めそうだ。
直射日光の差す庭での比較。iPhoneのほうはかなり見えづらく読書には厳しいが、Kindleは限りなくクリアに表示されていて、まるで本物の本を読んでいるようだ。
日向ぼっこをしながら読書ができる喜び。
暗い部屋では、液晶ディスプレイのiPhoneやiPadでも明度を調整することである程度は対応できるが、やはり直射日光の下では電子インクの面目躍如たるものがある。
僕は庭先のチェアに腰かけて本を読むことが多いので、この視認性はじつにありがたい。あたたかいお日様のもとで、読書の秋を愉しんではいかがだろうか。
Kindle Paperwhiteのリアルなサイズと重量___文庫本やコミックとの比較 | CLOCK LIFE