僕の可愛いガールフレンドの一人から「一眼レフ買いたいんだけど〜」という相談を受けたのでアンサーエントリー☆
まずは僕のスペック
- 愛機はCanon EOS KissデジタルN(使用歴6年)
- 主な用途は、湘南の風景や家族のイベント撮影
- 基本は「絞り優先モード」使用
- 持ってるレンズ:ズーム(EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM)・望遠(EF55-200mm F4.5-5.6 II USM)・単焦点(EF50mm F1.8 II)
ということで、そこらへんにいるアマチュアパパカメラマンです。
なぜ一眼レフなのか?
最近はデジタル一眼もびっくりするほど安くなって(レンズキットで5万円前後!)敷居が低いですが、これから買おうかなと考えている人で、具体的に一眼レフでどういうことができるのかきちんと把握している人はあまりいないんじゃないでしょうか。
かくいう僕もそうでした。
ネットで検索すればいくらでも情報は出てくるし、一眼レフで撮影した素晴らしい写真を見ることもできますが、実際のところは使ってみないとわかりませんよね。
きっと「ボケを活かしたワンランク上の写真が撮れるんじゃないの〜?」くらいのぼんやりした気持ちかと思います。
ちなみに僕は映画「恋愛写真」でカメラマンを演じていた松田龍平さんと作中の美しい写真に憧れて一眼デビューしました。
「一眼レフを買えばこんなカッチョイイ写真が僕にも撮れるんだー☆」
と単純に思ったわけです。
で、一眼レフで何ができるの?
大雑把に言っちゃえば、何でもできます。
レンズを買い揃えて、絞りや露出、シャッター速度などを自在に操れるようになれば、思い通りの写真が撮れるようになります。
はじめはちょっとわかりにくいかもしれませんが、入門サイトで勉強するといいでしょう。理論は難しいものではないので、実際に撮りながら勉強すればすぐにある程度の写真は撮れるようになると思います。
そこからは、あなたの技量にかかってきます。
構図や光の使い方、被写体の選び方まで、結局はあなたのウデ次第ということです。プロのカメラマンは、携帯電話のカメラでもとても素敵な写真を撮るのです。
ステキな写真を撮るのに一眼レフは必要か?
答えはイエスでありノーでもあります。
先にも書いたように、道具と技量を身につければ誰にだってある程度までの写真は撮れます。
しかし一眼レフカメラの実際問題として、大きくて持ち運びに向いていない、という大きな問題点があります。これは思っている以上に大きな問題です。
未だに銀塩カメラを愛用している友人のカメラマンは「いい写真を撮るにはどうしたらいいか?」という僕の問いに対して
「カメラをいつも持っている。いつでも撮る」
と言います。
湘南の日常の風景を素敵に切り撮っている@higehiro134さんも同じようなことを仰っていました。
Flickr: higehiro’s Photostream
道具の使い方や技量は撮っているうちに上がっていきますが、アマチュアカメラマンに大事なのはけっきょく「何を撮るか」ですから、携帯性というのは思いのほか重要な要素になるのです。
また、今の高機能のコンパクトデジカメでじゅうぶんキレイな写真が撮れるのも事実です。拡張性が乏しいだけで、その辺のエントリーモデルと変わらないほどの機能を備えたものもあります。
じゃあ一眼レフはいらないの?
そんなことはありません。興味を持ったのならぜひ買いましょう!
ただ、最終的には
- 多少は勉強する
- なるべく持ち歩く
ということが大事になるということを肝に銘じておいたほうがいいということです。
アコースティックギターと一眼レフは、買ったけれどけっきょく使わないで埃をかぶっているという人がわんさかいますから。僕のまわりにもちらほら……。
一眼レフには「所有したからにはちょっと気合いを入れて写真撮ってみるか〜」という気持ちにさせる力があります。片目を閉じてファインダーを覗けば、もう気分はいっちょまえのカメラマン。そういう気持ちになる!ということってとても大事ですからっ!
一眼レフに三脚なんか持って観光地を歩いていると「写真撮っていただけますか〜」と頼まれることが多くなります。そんなときに見かけ倒しにならないように、多少は勉強しておいたほうがいいですよねえ。
※余談ですが、観光名所をバックに集合写真を撮るときは、その名所をメイン(中央)にして、人は右下か左下にオマケみたいな感じで置くといい感じになります。好みもあるとは思いますが。
どれを買ったらいいの?
独断と偏見で……
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5 EF-S18-55IS2レンズキット KISSX5-1855IS2LK
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5100 18-55VRレンズキット
のどちらかで間違いないんじゃないでしょうか。
理由は、カッチョイイから!
というのもありますが、歴史あるこの二社に身をまかせればとりあえず安心です。
カメラといえばCanonかNikonでしょーよ、奥様っ!(異論は認めます)
ってことで他のメーカーのことは知りませんのでっ。
詳しくはこちら
キヤノン「EOS Kiss X5」vs ニコン「D5100」 – デジカメWatch
ダブルレンズキット(ズームレンズと望遠レンズの2本ついている)も安いですが、ふつうの人はあまり望遠レンズを使わないでしょうから、そのお金でリーズナブルな単焦点レンズを買いましょう。
単焦点レンズこそ、アマチュアがプロ気取りになるためのマジックツールですからっ!(ボケまくるんです!つっこまないでね)
【コラム】気ままにスイートフォト (5) 単焦点レンズの魅力 | 家電 | マイナビニュース
まとめ
僕は現在、年期の入ったEOS KissデジタルNとiPhone4で主に写真を撮っています。旅行やイベントのときは必ず一眼レフを使いますが、普段はiPhone4で撮ることがほとんどです。
僕にとっては、写真そのものの出来よりも「日常をスナップする」ということのほうが大事なので、
「いつも持っている。いつでも撮る」
ということが基本にあるからです。
しかも今は素晴らしいiPhoneアプリがたくさんあるおかげで、ちょっとしたスナップもアーティスティックで素敵な写真になるので、iPhone4でもじゅうぶん満足できるんです。iPhone4Sのがもちろんいいですけどね。
繰りかえすようですが、一眼レフカメラに一度でも興味を持ったのなら、迷わず買うべきだと個人的には思います。
それは「いい写真が撮れるから」ではなくて、「いい写真を撮ろうとする」ようになるからです。
僕はあまり真面目に勉強しませんでしたが、一眼レフを所有して「いい写真とはどんなものか」ということから考えはじめれば、きっとどんなカメラでも素敵な写真が撮れるようになるはずですから。僕もそろそろきちんと勉強しようかしらん。
こんなんでよかったかな。
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