新しい「MacBook 12インチ Retina」、ワクワクしますねー!
デーハーなゴールドはちょっと引きますが、スペースグレーは超クールだし、MacBook Airより薄いし、往年のおっさんMacファンとしては、やっぱりポータブルMacといえば12インチでしょう!
ということで、物欲暴発ドッカーン!寸前なんだけど、スペックとか価格とかちゃんと見ると、これ明らかに僕が買うべきMacじゃないんですよね。
新しいMacBookは、iPad Airの進化形
MacBook Air 11インチより薄くて、AirにはないRetinaディスプレイ採用してるとなると、新しいMacBookは「MacBook Airの進化形」という印象を受けるけど、実はそうじゃないんじゃない?
iPad Airに生産性を持たせたライトユーザー向けモデル
週アスの記事にも書かれてるけど、このMacBookは、iPad Airに生産性を持たせたライトユーザー向けモデルなんでしょう。
現行のiPad Air 2は本当に素晴らしいマシンで、僕も毎日使ってるし、ちょっとしたミーティングならMacBook Airを持っていかなくてもiPadでいいか、と迷うくらい快適なんだけど、記事を書いたりしっかりした作業をするのにはやっぱり力不足。
ということで、iPadに外付けキーボードを付ける人もいるし、MicrosoftはSurfaceを出したりしたんだけど、Appleの解決策がこのマシン。
だからAirでもProでもない、コンシューマー向けモデルの「MacBook」というネーミングを復活させたんでしょう。
ポートはUSBポート1つだけ
新しいMacBookに付いてるのは、電源ポートを兼ねた「Type-C」と呼ばれるUSBポートとイヤフォンジャックのみ。
拡張性を潔く排除した、iPadの進化形の証。
あとはもうクラウドでどうにかしないさいよ、と。充電しながら写真を取りこむとか、外部ディスプレイに繋ぐとか、そういうのやりたい人はAirかPro買ってよ、っていう。
iPhone用のモバイルバッテリーが使えるようになる?
MacBookがUSBで充電できるってことは、cheeroとかのiPhone用モバイルバッテリーも、いずれは容量が増えたりして使えるようになるんでしょうかね?
そうなったら嬉しいなあ。そしたら完璧なポータブル&サブマシンだなあ。
MacもiPadも持ってない人は買い。ヘビーユーザーはちょっと考えて。
「MacBook 12インチ Retina」を買うべき人
- iPadのディスプレイや携帯性には満足しているけど、もうちょっと作業とかしたい人
- パソコンではネット閲覧とかブログ書くくらいで、そんなにスペック必要ない人
- パワフルなメインマシンがあって、サブマシンとしてほしい人
- お金ある人
- エグザイルとかゴールド好きな人
買うべきじゃない人
- 動画編集とか、メモリ8GBじゃ足りないような作業をする人
- iPhone充電したりディスプレイ繋げたり、いろいろ拡張したい人
- 仕事のメインマシンとして使いたい人
- 後ろのAppleマークを光らせたい人
迷ってる人は「あくまでもiPad Airの進化形であってビジネスマシンとしては不十分だ」って自分に言い聞かせれば、物欲を抑えられるかも。
でも、何でもかんでも求めないポータブルマシンとしては最強ですよねこれ。
iPhoneやスマホしか持っていない女の子とかから「パソコンかタブレットほしいんだけど、何買ったらいいのー?」と聞かれることがよくあるんだけど、これからは真っ先にこのMacBookをススメられますね。これかiPad Air 2なら間違いない。
ちょっと高すぎない?
とはいえ、価格がおよそ16万円と20万円てことで、コンシューマーモデルにしてはやたら高いのがたまにきず。
スペックが高いMacBook Airは新しいのでも12万円くらいから買えますからね。
もっかい言います。MacBook AirはRetinaディスプレイじゃないけど、CPU的にも早い。
次はAirとProが統合されてもっと高くなるのかな。
てことで、僕は買っても買わなくてもハッピーになれそうもありません(涙)。