昨年のバイク野宿旅の時に食べたフリーズドライのにゅうめんが、やたらと美味しかったんです。
最近はこういうのも進化してんだなあと思ってたら、「マツコの知らない世界」って番組でフリーズドライの特集をやってて、食べ物にはうるさそうなマツコがやたら絶賛してるんですよね。
今回フリーズドライを食べさせてくれるイベントがあるってんで行ってみたら、開催されていたのは、まさにマツコが絶賛してたアマノフーズというメーカーさん。
200種類以上のラインナップを誇る、フリーズドライのNO.1ブランドなんですってよー。
フリーズドライはなんで美味しいの?
代表的なのは、お味噌汁や卵スープとか、あとカップ麺やお茶漬けに入ってる具とか。あんまり美味しいって印象はなかったんだけど、最近のは違うんですよ。おや?って思うくらい美味しい。
カンタンに言うと、カチンコチンに凍らせてから、真空にして乾燥させるのがフリーズドライ技術。
こうすることで、乾燥過程で風味が損なわれないんだそうです。だからお湯で戻すだけで、まるで今作ったかのように美味しいお味噌汁が食べられちゃう。
フリーズドライ鍋にビックリ!
▲ これ、マツコもテレビで食べてたフリーズドライの1人キムチ鍋。
▲ こんなカッサカサのやつに、お湯を入れるだけで上の写真みたいな鍋になっちゃうんだわ。
▲ ネギや白菜、豚肉もやわらかくておいしい。これはビビる。
僕の勝手なフリーズドライランキング・ベスト7
第7位:トムヤムクン
▲ レモングラスの酸味が効いてて、かなり本格的。
第6位:豆腐チゲスープ
▲ 豆腐がちょっとダメだけど、味は本格的。ゴハンがほしい。
第5位:ほうれん草とチーズのリゾット
▲ リゾットとかゴハンものいいですねー。
▲ チーズとほうれん草がまろやかで美味しい。
第4位:クリームシチュー
▲ とろっとろのクリームシチューは、個人的にヒット。ホントまろやかで普通にうまい。
第3位:親子丼
▲ 人気賞品と言うだけあって、完成度高し。お肉も卵もふわふわで、フリーズドライにまいりました。
▲ 親子丼が美味しすぎて止まらない人もいました。
第2位:にゅうめん 梅と豚肉
▲ お土産でもらったのを翌朝食べました。酒飲んだ次の朝に、このさっぱり味はたまりませんわ。
第1位:CAFE にゅうめん 彩り野菜のグリーンカレー
▲ グリーンカレーとにゅうめんをオサレにまとめました的な一品ですが、意外と合うんです。バイク旅に持ってこう。
バイク旅やキャンプ・登山など、アウトドアにピッタリ
コンパクトかつ軽量で荷物にならない
フリーズドライは完全に水分が抜けてるので、笑っちゃうくらい軽い。カッサカサの抜け殻みたいなやつで、しかもコンパクトなんで、バイク旅とか登山にはもってこい。
ていうか、モンベルとか登山用品店に行くと、携行食売り場に普通に置いてます。
お湯さえあればいい
バイク旅やキャンプなどアウトドアのレジャーだと、それなりに食事を楽しむものだけど、ハードな登山とかだと、食事はとにかく短時間でかつ簡単にできるものが好ましい。
お湯さえ沸かせば、どんな雪山でも、家で作ったような味噌汁や雑炊が食べられるのは本当に便利。
バイク旅でも、夜遅くなって時間がなくなったときとか、さっと作れて本当に重宝しましたよ。
種類がめっちゃ豊富
アマノフーズさんのフリーズドライがスゴイのは、まあとにかく種類が豊富なとこ。
定番の味噌汁やにゅうめんなどの和食だけじゃなくて、シチューやリゾット、クラムチャウダーとか洋風のオサレなタイプもあるし、カレーやパスタソース、参鶏湯とか豆腐チゲとか韓国っぽいものまで、ホントいろいろ。
アウトドアごはんって、スープ的なものがあるだけでずいぶん違いますからねえ。
独り暮らしにもちょうどいいかも。
▲ 料理に使える具材もある。
フリーズドライの歴史は意外と長くて、軍用食や宇宙食、最近は災害時の非常食としても注目されてるそうです。
買い物にあんまり出られない年配の人とか、さっと食べられるんで人気があるらしいけど、独り暮らしの若者にもすごく便利だと思いますよ。
新製品もガンガン開発中とのことですので、これからは普段の生活でもお世話になることが増えるかも。