IKEA of Sweden / Håkan Dahlström
安いのでバンバン買ってたら、家中IKEAだらけになってきてるんだけど、先日も書斎を改造するのにデスクやら何やら買いに行ってきました。
マーケットホールを中心にちょいちょいIKEAに遊びにいっている僕が、裏技というにはアレだけど、知らないとちょっと損するアレコレ紹介します。
1.IKEAはとにかく朝一に行くべし!
開店前のカフェはガラガラで、コーヒー無料でくつろげる
前にも書いたけど、IKEAのカフェテリアは開店30分前にオープンします。
この時間ならほとんどお客さんいないから、窓際の明るい席に座って、ゆったりスウェーデンの朝食を楽しむことができる。コーヒーや紅茶などホットドリンクもこの時間に限っては無料サービス。
休日の昼時なんてディズニーランド並の大混雑ですからね。それを考えると信じられないくらい静かです。
家で遅くまで寝てるくらいなら、早起きしてここでくつろいだほうがゆっくりできるでしょ。あと、赤ちゃんの離乳食は無料でくれます。
子どものプレイルーム「スモーランド」も朝一なら余裕で入れる
IKEAでは「スモーランド」っていう託児サービスで、4歳から10歳までのおチビちゃんたちを1時間預かってくれるんだけど、ものすごい人気でなかなか入れないんですよね。
親が買い物をしている間に責任持って預かれるように、定員を少なくしているようで、番号チケットを取って順番待ちするのも疲れちゃう。
でもこっちもカフェと同じ30分前に発券が始まるので、とにかく入店したらダッシュでスモーランドのチケット取って、カフェでゆっくり朝メシ食べて、開店したら受付に行けばすぐに入れます。番号呼ばれてすぐに行かなくても入れてくれるから大丈夫。
親はゆっくりお店を見て回れるし、子どもたちはスウェーデンの森をイメージしたプレイルームに大喜びで、オススメですよこれは。
各店舗で受付時間とか違うみたいだから、確認した方がいいですよ。
駐車場がけっこう早く開いてる
僕らはいつも朝の混雑を考慮して、9時から9時半到着を目指して出かけるんだけど、IKEA港北は9時前でも駐車場は開いてます。他のとこも同じなんじゃないかな。
駐車場の奥には、すでにスタッフたちのものと思われる車が何十台も駐まっているので、スタッフの通勤時刻にはもう駐車場を開けちゃうんでしょう。
朝一IKEAでゆっくりしたい人は、早めに行っちゃうと楽ちん。僕はいつも早めに行って車の中で寝たりしてます。
2.セルフで自由にいろいろ試していいよ
この前は書斎用デスクを買いに行ったんだけど、事務用の無機的なデスクより、木製のキッチンテーブルの方が肌触りがよくてしっくりくるんで、キッチンスペース売り場で探してたんですね。
チェアはキャスター付きのそれなりにしっかりしたモノを選びたいんだけど、事務用チェア売り場はけっこうはなれた場所にあるんです。でも毎日仕事に使うイスですから、ちゃんと座ってテーブルとの高さを確かめたい。
ってことで、近くにいたスタッフに(IKEAはあまりスタッフがいないので近くにいてよかったw)聞いたら「どんどん勝手に持ってきて好きなようにお試しください」とのこと。
後で聞いたら、この2階の家具売り場って「売り場」ではなくて「ショウルーム」なんですね。客がいろいろ組み合わせたり比べたり試したりして、じっくり購入を考えるための場所だから、どんどんやっていいんですって。
だから家内と二人で数百メートル離れた事務用家具売り場から、お目当てのチェアをいくつか運んできて、実際にテーブルに合わせて試すことができました。
でもスタッフはまったく手伝ってくれませんよ。自由にやっていいから、自分でやってね、という欧米らしいざっくりした接客は、こっちも楽ちんです。
中国のIKEAでは、ベッド売り場でみんな昼寝しちゃって困ってるって話だけど、常識の範囲内ならいろいろ自由っぽいです。
▲ だいぶはなれたホームオフィス売り場から、イスをいろいろ持ってきて試しました。
3.カタログやネットで事前に調べておくべし
IKEA 2009 and 2011 / Fake Truth
店舗で好きなモノを選んで買うんでもいいんだけど、微妙にデザインが違うだけなのに価格がぜんぜん安かったり、ネットには載っていないセット販売とか単品販売とかいろいろあるので、ざっくりと買いたいモノの類似製品を頭に入れておくだけでも、店頭でスムーズに欲しいモノに出会える。
僕の場合、違うテーブルを買うつもりだったんだけど、上の写真の¥18,999のテーブル&チェアセットの、テーブルだけ単品販売してたので、急遽こっちにしました。予定よりだいぶ安くなってラッキー。この単品販売はネットに載ってなかったからね。
カタログは店舗にもあるけど、パソコンから見れるオンラインの他、スマホやタブレットアプリがある。
「iPadでカタログを眺めて雰囲気をつかんで、公式サイトで詳しく調べてからお店へ行く」という流れがクールでオススメ。
アプリはこちら
4.倉庫もくまなくチェックした方がいい
IKEAは前述したように、2階の家具売り場(ショウルーム)で実際の使い勝手なんかを試して、商品番号なんかをメモしておいて、最後に1階の倉庫から自分で選んでレジに持っていくという完全セルフ制。
でもこの倉庫、上のショウルームに展示されていない製品もたくさんあるんですよ!
アウトドア用のテーブルセットとかハンモックとかもそうだし、前のモデルの型落ち製品とかもたくさん置いてる。
なのでショウルームで決めたからといって満足してると、隠れたお宝を見逃すことになるかも。
ちなみにこの倉庫からレジの間には、キズモノとかを格安で売ってるアウトレットコーナーもあるので、そこもチェックした方がいいです。
5.タグは手で簡単にちぎれるよ
IKEA製品って、やたらと大きくて邪魔なタグが付いてるんですよね。
ぬいぐるみとかタオルとか布製品に多いんだけど、これ簡単に手で取れるんです。
製品とタグのギリギリのところをつまんで、ビリビリっと繊維に沿って裂くと、意外なほど簡単に取れる。
以前はハサミで切りとってたんだけど、手でちぎった方がぜんぜん簡単だし、仕上がりもきれい。
▲ 雑にビリビリってやっても、こんな感じ。気になるひとはもうちょっと細かくちぎればきれいにできる。
多分もともとそうやるように、ちぎれやすい繊維を使っているんじゃないかな。ちょっとコツがいるけど、縦横の繊維に沿って力を加えれば、とっても簡単にできます。
隅々まで計算されたIKEAのビジネス
Ikea Space / jonolist
IKEAは大きな家具もすべて、フラットパックと呼ばれる直方体の段ボールに梱包してあるんだけど、それは客が持ち帰るときに扱いやすいようにしてるんじゃないんです。
フラットパックだと何段も簡単に積み重ねることができるから、パレットに載せて運送するときも、倉庫に保管するときも省スペースで経済的。だから製品価格を安く抑えることができる。
他にも、製品情報はすべてタグに書いてあるから、基本的に店舗スタッフに聞くことがないようにできてる。ショウルームでは、自分たちで勝手に試して決めてね、っていう、わかりやすい「お客放任商法」で人件費を削減。
でもこれが、客にとってもわずらわしくなくていいんですよね。
そういう細かいところを見てみると、IKEAはもっと楽しいし、おトクにお買い物できるかもしれません。楽しんで〜。
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