30代も半ばを過ぎると「いい歳してまだゲームなんてやってるの?」って言われちゃうかもだけど、大人だってたまにはゲームでもやって息抜きしたい。毎日仕事や家族サービスに翻弄されてる人ならなおさら。
さすがにプレステとかの本格的なハードで夜中までやりこむようなゲームは無理だけど、スマホやタブレットのゲームはアイデアや世界観で勝負してるのが多くて、さくっとスキマ時間にやるのにちょうどいい。
価格も安いしね。
今日はそんなスマホ・タブレットゲームから、大人がやっていても素敵な女性に笑われないような、おもしろくてちょっとうなっちゃうクールなやつをいくつか紹介します。
ダークな世界観と小さな悲劇「LIMBO」
今イチオシはこれ『LIMBO』。デンマークのゲームメーカーが作ったソフトで、パソコンやPS3にもあるらしいけど、iPhoneやiPadでも充分楽しめる。
世界観がクールで、ちょっと残酷。妹を探す少年が、独りでダークな世界をさまよい歩く。説明も何もない。ただひたすら横に進んでいく。
落とし穴に落ちたり、串刺しにされたり、歯車に切り刻まれたり、黒い影で描かれたキャラクターながら描写はかなりリアル。怖いというわけではないけど、ゾクッと冷たい感覚を覚える。淡々としていて、ヤバイよ。
プレイムービー
iPhone・iPad・Androidアプリ
不思議で不安な世界に迷いこむ「Monument Valley」
これもかなりヤバイ。だまし絵みたいな世界で、建物を動かして沈黙の姫をゴールに導いていくゲーム。「アップルデザイン賞」とやらをもらっているというだけあって、まあとにかく音楽も世界観も美しい。
どこかシュールな感覚を味わいながらも、パズル要素がとてもよく出来ているので、時間を忘れてハマってしまう。小学生の娘もやってるんだけど、大人より子どものほうが直感的にどんどんクリアしていく。
でも子どもには、この不思議な世界観がもたらす、ちょっと不安な雰囲気は理解できていないだろうな。iPhoneでもいいけど、できれば画面の大きなiPadがオススメです。
プレイムービー
iPhone・iPad・Androidアプリ
世界一スタイリッシュな落ちゲー「Shades」
ハマリ度で言ったらナンバーワンがこれ。テトリス系の落ちゲーなんだけど、究極にシンプルで、やり出すと止まらない。
同系色のブロックがどんどん落ちてきて、同じ色が重なると合体して濃い色になる。ルールもグラフィックもシンプルで、大人でも恥ずかしくないクールな落ちゲー。
同じ色が横一列になればその行が消える。最初はちょっと難しかったけど、コツをつかむとどんどんイケる。時間泥棒系ゲームだけど、スキマ時間にリフレッシュするにはいいと思うよ。