皆さーん、ちゃんと定期的にバックアップしてますかー?
データがぶっ飛んだ夢ばかり見て寝不足気味のRKlock_です。嘘ですよー。
まだまだ完全ではないですが、データ消失恐怖症の僕のバックアップ環境をさらします。
バックアップ(backup)とは、支援や予備のことであり、データやシステムのバックアップとは、複製(コピー)をあらかじめ作成し、たとえ問題が起きてもデータを復旧できるように備えておくこと。
引用元: バックアップ – Wikipedia.
バックアップって必要?
「押し入れにしまってある写真のアルバムが、ある朝起きたら忽然と姿を消していた」なんてことはありえませんが、「iMacに保存してある3万枚の写真が一瞬でぶっ飛んでしまう」ことはじゅうぶん起こりうる事態です。
仕事のデータはもとより、写真や動画、音楽から身辺雑記にいたるまで、「日常」のほとんどをコンピュータで管理するようになればなるほど、バックアップの重要性は高まります。
僕が消失を恐れるあまりに夜も寝られないデータたち
- 十年前から撮りためている30,000枚以上の写真
- 5,000曲以上の音楽
- 200本以上の映画とホームビデオ
- 十年前から書いている身辺雑記や小説、エッセイなどの文章
- iPhoneアプリ開発のデータ
などなど、書き出したらきりがないですが、消失を想像するだけで身震いしてしまうデータばかりです。
百歩譲って、音楽や映画のコレクションは買い直しがきくので諦められますが、写真やホームビデオ、身辺雑記などの文章の類は、後でAmazonで買うわけにもいかないですから最重要問題になります。
何にバックアップするか?
以前にはちまちまとDVD-Rにバックアップをとっていたこともありますが、今は大容量の「外付けHDD」がずいぶんと安価になっていますので、メインはこれになるでしょう。
僕が使っているのはこちらの2つ
価格は変動していますが、だいたい2TBで¥10,000前後というのが相場でしょうか(2012年5月現在)。
違う機種を使っているのに意味はありません。それぞれ買った時期にいちばんリーズナブルだったんじゃないでしょうか。
タイムマシンでチョー簡単バックアップ!
Macユーザーならば、この機能を使わない手はないでしょう。タイムマシンとはMac OSにはじめから入っているバックアップ専用のアプリケーションです。
タイムマシンでできること
- Macのすべてのデータをバックアップ(初回)
- 1時間ごとにバックアップ。24時間前までの1時間ごとのバックアップを復元できる。24時間経ったものは1日ごとのバックアップにまとめられる。
- 1日ごとのバックアップ。1ヶ月前までの一日ごとのバックアップを復元できる。1ヶ月が経ったものは1週間ごとのバックアップにまとめられる。
- 1週間ごとのバックアップ。ハードディスクの容量がある限り削除されない。
アップル – OS X Lion – 欠かせないアプリケーションも、欲しいアプリケーションも、すべて用意されています。
バックアップのバックアップ
先にも書いたように、僕はデータに関しては超小心者なので、2つの外付けHDDを用意してバックアップのバックアップまでとっています。
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STEVE(外付けHDD #1)
- タイムマシンでiMacとMacBook Proのバックアップ
- iTunesデータ(本家)
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MARK(外付けHDD #2)
- 過去の全データ(現在必要でないデータや昔使っていたiBookのデータ)
- iTunesデータのバックアップ
- STEVEが持っているバックアップのバックアップ
STEVEは常時接続してタイムマシンが自動的にバックアップをとってくれます。仕事のデータや写真、文章などはここにあります。
映画やホームビデオで容量が大きいiTunesフォルダは本家をSTEVEに置いてあるため、バックアップがないので、それを定期的にMARKにバックアップします。
こうしておけば、iMacやMacBook Proのデータが消失してもSTEVEが持っていますし、STEVEがぶっ飛んでも、MARKが持っているので安心です。
ここまでやる必要があるかって?保険は日々の安心を買うんです。安いもんでしょ?
雲の上にバックアップ
二重にバックアップをとっていたとしても、外付けHDDは消耗品ですから、クラウド(ネット上のスペース)上にバックアップがあればなお安心です。
ですがもちろんバックアップする領域は有料だし、まだまだセキュリティ面も不安なので、僕はほとんどやっていません。
唯一、写真共有サービス「Flickr」を有料契約(1年で$24.95・容量無制限!)して、写真のバックアップを考えていますが、1セット500枚という謎の制限に対する解決策を見いだしていないので現在保留状態です。
まとめ Mac iPhoto の Flickr 共有 問題点と対策 | No Second Life
まとめ
仕事や人生の記録という大切な「宝物」を守るためには、労力を惜しむべきではありません。
それがすべてではありませんが、「失わないでいられるのなら」それに越したことはないですから。それに考えてみれば、以前は写真やフィルムやCDを紛失してしまえばそれきりでしたが、今は簡単にバックアップできるのですから、むしろ便利なんですね。
「人は忘れつづけることで生きていける」
と言ったのは誰だったでしょうか。
忘却の彼方にある思い出や自分の足跡を見つめかえすことで、明日を笑って生き抜く力を蓄えられたらいいですよね。
参考記事
MacのTime Machineの設定方法と使い方、小技やTipsのまとめ / Inforati
昔の写真は復活したのか!? 教訓「バックアップは空気のように取り続けろ!」 | No Second Life
クラウドバックアップに挑戦だ!