ビーチクルーザーってしあわせのビークルじゃない? __自転車だから行ける僕らの知らない世界。

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茅ヶ崎って海の街だけど、自転車の街でもあるんですよ。リトル・チャイナって言いたいくらいの。

茅ヶ崎から辻堂、鵠沼を通って江ノ島まで約10kmくらいかな、海辺にサイクリングロードがあるので、ずうっと海を横目に走れちゃうっていう、じつは湘南随一の観光ポイントでもあるんだけど、茅ヶ崎は内地も入り組んでるからね、自転車は最強のビークルなんです。

……と言いつつ、なんだかんだ忙しいと車やバイクばかりになっちゃってたんだけど、引っ越しを機に久々に、日常の足を自転車に戻そうってことで、新たにビーチクルーザーを購入しましたよ。

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ビーチクルーザーって、都会の人には馴染みがないかもだけど、もともとは砂浜を走るためのぶっといタイヤのチャリで、アメリカ西海岸のカルチャーだよね。実際ズブズブの砂浜は走れないんだけどさ。

僕はママちゃんとぷらっと海に出かけたり、近くのごはん屋さん行ったり、朝はいつも海でヨガったり本読んだりするので、そういう用途で考えてたから、ビーチクルーザーである必要はなかったんだけど、長年乗りつないできたBMXも、そろそろアラフォーじゃきつくなってきたし、でもママチャリじゃつまんないし、ってことで……。

第一候補だったのは「Rainbow」っていうビーチクのメーカー。鵠沼だったかな、湘南のブランドで、やっぱりこの辺ではいちばん多く見かけるチャリなんだけど、ちょっとゴツいというか、しっかりしすぎているので、もっとBMXっぽいっていうか、シンプルでオーソドックスなのを探してて、やっぱり辿り着いたのが「Schwinn(シュウィン)」ってブランド。

Rainbowもいいんですよ。人にすすめるんならこれにする。日本人の心を汲み取った国産の魂はたしかにあるよ。僕もすんげー迷った。でも俺見た目で選ぶバカだからね。アメリカ好きだからね笑。

Schwinnは、言うたらビーチクの元祖。詳しいことは知らんけど、車で言ったらフェラーリ、ポルシェ、フォード? なんでもいいけど、ビーチクルーザーのオリジナルで、クラシックなモデルなんか美しい!んだけど、現行モデルもシンプルでカッコいいんだよやっぱ。

ということで、泥よけがないのが不安だったけど、国産のRainbowの安心と性能をうっちゃって、見た目のカッコよさで選びました「Schwinn S1 CRUISER」。

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▲ なんか写真だと小さく見えるけど、タイヤは26インチで、大人の男性にちょうどいいんじゃないかな。

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▲ ビーチクルーザーの特徴は、この上向きのハンドル。もっと上向きにしてぐいぐいっと絞ると、昔のヤンキーが乗ってたカマキリチャリになるけど、これは見た目よりずっと運転しやすい。

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▲ 燦然と輝くSCHWINNのロゴ。フェラーリの跳ね馬とは言わないけど、カッコいいじゃん。

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▲ 国産通常のよりシンプルな形状のサイドスタンドだけど、使い勝手は同じ。

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▲ タイヤはビーチクらしくなくて、横溝の多いBMXチックな感じだけど、それもまたよし。空気入れるとこは米式バルブ。

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▲ オリジナルなビーチクの最大の特徴は、足で制動させるコースターブレーキだってこと。右ハンドルには通常のブレーキレバー(前輪)があるけど、左ハンドルにはないでしょ? ビーチクルーザーの場合、代わりにペダルを逆側に押すと後輪ブレーキがかかる仕様になってるってわけ。競技用とかピストみたいに後ろに漕げば後ろに進むわけじゃないんだけど、これがブレーキになってて、慣れるとこっちのほうが楽ちんだったりします。

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ひさしぶりに、自分が乗っててワクワクするチャリを購入して、あえてなるべくいろんなところへチャリで出かけるようにしたら、世界が唐突に広がってビックリしました。

なんていうか、チャリでしか行けないところってあるんですよね。都内へ出るときは車で駅まで送ってもらって電車、江ノ島とか鎌倉、隣の町の市民プールに泳ぎに行くときはオートバイ、家族で出かけるときはやっぱり車、山とか北海道行くならオートバイ、近場だったら徒歩……みたいに、僕らが訪れる “場所” って、案外乗り物によって決まってることが多い。

でも自転車をメインの足にしてみたら、今まであまり行かなかった場所__歩きだと遠いけど、車で行くほどでもない場所__みたいな、もともとそこにあったのに “なかったことにしていた” 場所がたくさんあるんだって気づいた。

その、今まで ”なかったことにしていた” ゾーンには、裏道の角の雑貨屋さんとか、ひっそりと、けれど丁寧にずっと愛されているカフェとか、近くにあったのに一度も見たことのなかった様相の海とか、そこにいるだけで心が静かになるちいさな神社だとか、知らない世界がたくさんあって、びっくりしちゃった。

オートバイで北海道を一周したとき、乗り物は世界を広げてくれると感動したけれど、もっとも身近な乗り物である自転車は、そこにあるのに忘れている、あるいはなかったことにしている世界を見せてくれる、こともある。ほいじゃねー楽しんでー。

Schwinn MENS

Schwinn WOMENS

レインボー