気づいたら、家にカメラがいっぱいあってさ。
毎日肌身離さず持ち歩いて日常をスナップしてるRICOHのGRに、
Canonの一眼レフ、EOS9000D、
オートバイとか旅行で使うGoProに、
Insta360 ONE Xで360度撮影して遊んだり。
最近はあんま使ってないNikonの防水仕様のタフなアウトドア・カメラとか、Panasonicのアクション・カメラもあるし、SONYのハンディカムもあったなそういや。
とまあ、他にも、無駄に、アホみたいにカメラ持ってるんだけど、最近気づいたのが、
最強のビデオカメラはiPhoneじゃん、ってことでね。
iPhoneで写真も綺麗に撮れるけどね、でもあくまで綺麗な写真であって、
GRの臨場感や雰囲気、文芸的な風情、写真の奥にそこはかとなく漂う行間みたいなのは皆無なわけじゃん?(GR褒めすぎ笑。だって好きなんだもん)
でも、動画はさ、綺麗なだけでいいし、そう考えると、いつも、ほぼ絶対肌から離さずポケットに入ってるiPhoneって、最強のビデオカメラじゃんねって。
なんで、そんなアタリマエのことを熱弁してるかっていうと、仲のいい女の子が(もうあいつも女の子って歳じゃねえか)、自分の赤ちゃんの動画をめちゃくちゃ撮影しててね。
撮るのも見るのも、こんなにカンタンで素晴らしいガジェットをオレはすでに持ってたんだ!って発見したのよ。
オレ、昔っからビデオ好きで撮りまくってきたけど、ビデオって、撮影も面倒だけど、撮ったモノを見る機会、見る環境ってのが大変なんだよね。
でもスマホなら、なーんてカンタンなの。いつでもどこでもよ。
まあオレはちゃんとiMacに保存して、iMovieで書き出して、Apple TVを経由してリビングのデカいテレビでいつでも観られるようにしてるけどね。
それも昔と比べたらスンゴク早くカンタンになったしね。
さっき、娘と蕎麦屋でお昼食べたんだけど、娘がカツ丼食べてるところを意味なく撮影してたの。
ただ食ってるだけなんだけどね、ホームビデオって、そういう、なんの変哲もない、淡々とした日常のほうが、見返したときにぐっとくるんだよ。
コレは家族ビデオ撮影歴数十年のオレが保証する。
旅行とか運動会とか、ハレの日なわけじゃん?
特別な行事で、特別な顔してる家族の姿を残しておくのもいいけど、カツ丼食ってる子どもの姿なんて最高だよ。泣いちゃうよ。泣いちゃうくらい嬉しいって、最高だよ。