先日の伊豆旅行では、約600枚の写真を撮って帰ってきた。フィルム時代だったら考えられない枚数だ。
写真がデジタルになってから、僕らは枚数を気にせずバシバシ写真を撮れるようになったけれど、逆に写真を楽しむ機会は減ってしまったように思う。昔は事あるごとにアルバムを引っぱり出してきて、みんなでワイワイ写真を眺めて笑いあったものだが、最近はそういうことがめっきりなくなってしまった。
写真の数が膨大すぎて、また、写真を楽しむ方法がいろいろありすぎて、管理しきれていないのだ。
デジタル時代に写真を楽しむ方法を考える。
1.ネットプリントやフォトブックにして楽しむ。
家族や親類、友人たちと思い出の写真を楽しむのに、やっぱり一番適しているのはプリントされた写真だ。
今は家にいても、家庭用プリンターを使ったり、オンラインプリントサービスでプリントできるほか、フォトブックを作成するという手もある。
僕は、どうせアルバムに保管するのだからフォトブックのほうが手っ取り早いだろうと、いくつかのサービスを試しているんだけれど、やはりリーズナブルなサービスは画質もそれなりで、綺麗な写真を残したいなら高額なサービスを選ぶ必要がありそうだ。
家庭用プリンターって今どうなんでしょうかね?専用フォト用紙やインク代や自分でプリントする手間賃に、プリント画質を考えると、微妙な感じがするんだけれども。
これは嬉しい!毎月一冊無料でフォトブックがもらえる『ノハナ』が素敵だったので毎月頼んじゃうよ。
2.クラウドに保存してデバイスで楽しむ。
大量の写真を一括で管理・閲覧できるのは、クラウドサービスだけだ。
かつては写真専門Webサービス最大手のflickrが最適だったけど、最近久しぶりに使ってみたら、あいかわらず日本語化されていないし、どうも微妙に使いずらかったりして、すぐにやめてしまった。
以前記事にもまとめたが、オススメなのはFacebook。アップロード容量は無制限で、1アルバムに1000枚まで、20分までの動画もオーケーだ。何より日々進化する世界最大のSNSなので、使い勝手がいいし、ユーザーが多いのでシェアも簡単だ。
flickrはいらない?Facebookで写真管理をするべき10の理由。
数万枚の写真をポケットに。
僕はここ数年の写真のほとんどをFacebookに保存しているので、iPhoneさえあれば、どこにいても数万枚の写真を見ることができる。誰かと打ち合わせをしていたり、キャンプの話をしたりしているときに、以前の写真をさっと見せることができるのは本当に便利だ。
3.スライドショーにして動画で楽しむ。
最近ハマっているのが、PCやアプリで写真をスライドショー動画にする方法だ。
とくに大人数での集まりやキャンプなどの写真をみんなにシェアするときには、動画になっているほうが見やすいし、写真を一枚一枚見るよりも手間がかからなくて便利。
僕は不特定多数にシェアする際にはiPhoneアプリで短い動画を作成し、家族や仲間たちにシェアする動画は、iPhotoのスライドショーでそれなりの長さのものを作成している。ちなみにスライドショー作成のコツは、あまりエフェクトを使わないことだ。
作成した動画は、YouTubeに「限定公開」でアップしてURLをシェアするか、Facebookにアップして仲間にシェアすれば本当に簡単だ。
撮った写真ちゃんと見返してますか?デジタル写真を動画で楽しむ新しい形『SlideStory』
残す写真だけを残す。いらない写真をザックリ捨てることも大事。
つねに日常から記事ネタを探すブロガーは、とくに写真の数が膨大になる。このお店紹介しよう、この料理レシピは記事になるかもしれない、と、バシバシ撮っていくうちに、PCの写真アルバムの中は、家族の思い出と記事ネタがごちゃまぜになってしまう。
まだ完璧にはできていないんだけど、今後は定期的に、いらない写真やもう使わない写真をざっくり捨てたり、同じような構図の写真を整理したり、いい写真だけを選別してフォトブックやスライドショー動画にしたりして、残す写真だけを残す作業を効率的に行っていきたい。
とりあえず今のところは、写真を楽しむのはフォトブックで、写真を保管して活用するのはクラウドで、仲間にシェアするのはスライドショー動画で、というふうに使い分けていこうと思っているけど、他にも便利な写真の楽しみ方があったらぜひ教えてください。
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posted with sticky on 2014.8.20
【はじめてのフォトブック2】Appleで作成したフォトブックが届いたので開封の儀☆ | CLOCK LIFE*
「モノクロならいい写真が撮れるとでも思ったかい?」とあいつは言った。『Hueless』