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写真共有サービスと言えば、flickrかGoogle+と統一されたPiacasaが有名だが、世界最大の写真共有サイトは、毎日平均2億5000万枚の写真がアップロードされているというFacebookだ。

過去数万枚に及ぶ写真はiPhotoで管理していて、バックアップとしてflickrにもすべての写真を保存してあるのだが、最近になってFacebookのほうが使いやすいんじゃないかと思うようになった。

ということで、Facebookで写真管理をするべき10の理由。

1.無料で容量無制限

The Art of Facebook
The Art of Facebook / mkhmarketing
flickrの無料アカウントの場合、アップロード容量や枚数に制限があるが、Facebookなら無料で高画質(2,048pxまで)の写真も無制限にアップロードできる。

▶ 写真ができるだけ高画質で表示されるようにするには、どうすればよいですか。 | Facebookヘルプセンター

2.ひとつのアルバムに1000枚まで

buses, buses, busesssssssssssssss and many bus photos
buses, buses, busesssssssssssssss and many bus photos / pantranco_bus
Facebookならひとつのアルバムに1000枚まで保存できるので、たいていのイベントはアルバムで管理できるだろう。ちなみにflickrにはiPhotoからアップロードするとアルバム内の写真が500枚に制限されてしまう問題があったが、現在は500枚以上でも使えるようになっているようだ。

3.iPhoneから自動同期ができる

iPhone Image Viewer
iPhone Image Viewer / eschipul
iPhoneのFacebookアプリから同期の設定をしておけば、それ以降にiPhoneで撮影した写真が自動的にFacebookに送信されて保存されるようになる。もちろん公開範囲は「自分だけ」になっているので安心だ。(ただし自動同期は2GBまで)

▶ フェイスブックに「写真同期」が追加。スマホで撮影~PCでアップ作業が はかどるぞ【やり方】(TABROID) – IT – livedoor ニュース.

4.シェアが簡単

Facebookは写真を見せあって楽しむのに最も適している。自分の写真をすべてFacebookに置いておけば、昔の写真を友人に写真を見せたくなったときでも、共有したい写真だけをさっと選択してすぐにシェアができる。Facebookを使っている人が多いので、シェアが簡単だ。

5.世界最大のSNSという強み

Croud movement
Croud movement / trindade.joao
Facebookにとって写真というメディアとサーバーはサービスの核の部分だろうから、よほどのことがない限り大丈夫だろうという信頼が置ける。もちろんflickrが信頼できないというわけではないのだけれど、世界最大のユーザー数を誇るインフラレベルのSNSという強みは大きい。

6.動画は20分未満&1,024MBまでなら無制限

動画にはサイズと時間の制限が設けられているが、実際にホームビデオをアップロードしてみても、この制限によるストレスはまったく感じられない。そもそも20分以上のホームビデオは冗長すぎて飽きてしまうものだ。

7.アップロードが簡単

Apple iPhoto Book . Family Album
Apple iPhoto Book . Family Album / tonyhall
iPhoto11では「共有」からFacebookを選べるので、アルバムやイベント単位で簡単にアップロードができる。もちろんFacebookアプリやWebページからも手軽にできるので、いつでもどこでも簡単にアップロードできる。

8.日本語で使いやすい

なぜかいつまでも日本語化されないflickrと違って、Facebookはもちろん日本語だし、ウェブ版もアプリも操作画面がシンプルで見やすく、非常に使いやすい。

9.毎日使うアプリだから親しみやすい

The Orangery
The Orangery / HerryLawford
僕のように毎日Facebookを使う人にとっては、そこにすべての写真があるというのはそれだけでとても便利なものだ。flickrに入れてある過去数万枚の写真を見返すことはあまりなかったのだけれど、Facebookに入れるようにしてからは、家でも出先でもちょくちょく古い写真を見たり、人にも見せる機会が増えた。

10.いつでもポケットに数万枚の写真を入れておける

Pocket Memories
Pocket Memories / Hash Milhan
これはFacebookに限らず、flickrでもGoogle+でも同じなのだが、サーバーにすべての写真を置いておけば、iPhoneやiPadのアプリで、いつでもどこでもすべての写真にアクセスできる。

すごく当たり前のことだけれど、これはじつはとても革新的なことだと思う。実家の両親や友人にいきなり写真を見せたくなっても、その場でiPhoneを取り出せばことは足りてしまう。ポケットに数万枚の写真を常に持ち歩いているのと同じことになるのだから。

いずれはFacebookのみでいけるかも。

Facebook (LCD monitor) Facebook (LCD monitor) / Sebastian Anthony
現在、僕はflickrとFacebookを併用している。iPhotoでは日常的なスナップは「家族と日常」というタイトルで四つの季節毎にイベントに分けて管理しているので、それらをそのイベントごとflickrとFacebookに送っている。閲覧はほとんどFacebookで、flickrはバックアップ専門といった感じになっているので、今後Facebookのみで大丈夫そうなら、いずれflickrの方は無料アカウントに戻そうかとも考えている。

ちなみにPicasaの独立したサービスを終了して統一したGoogle+はFacebookの大きな対抗馬だ。共有や編集機能などはFacebookよりも高機能かもしれないが、ユーザー数が激増しているとはいえ、ソーシャルネットワークとして見ればまだまだFacebookに分があるだろう。いずれにせよflickrの立場は今後も弱くなりそうだ。

余談だけど、iPhoto11って250,000枚までの写真を扱えるらしいですね。今まではライブラリを分割して使っていたのに、いつの間にそんなに大量になっちゃって。

▶ Facebook写真がフルスクリーン、高画質になった(当面ChromeとFirefoxのみ) | TechCrunch Japan.