山中湖畔で、英語だけを使いながら絵画や音楽などのアートをアウトドアで楽しむ子ども向けサマーキャンプがあるんだってー!
友だちが紹介してくれたんだけど、作家の村上龍さんの推薦プロジェクトってことで見てみたら、すんげー楽しそうなのよ。
遊んでるうちに勝手に「身につく」英語
龍さんも言ってるけど、子どもってのは何より「遊び」から学ぶんだよね。
英語だって、大人はマスターしようとして英語そのものにフォーカスしちゃうからあれこれ余計なことを考えてうまくいかないけど、子どもたちは遊びに夢中になっているうちに、友だちと交わす単なるコミュニケーションの手段として英語を使うからすぐに上達するよね。
ボクは高校生の頃インターナショナルクラスにいたんだけど、入学早々ネイティブの先生が朝から晩までずーっと英語で喋ってんのよ。もちろん最初は何言ってんのかさっぱりわからなかったんだけど、数日もしたら、だんだん意味がわかってくるの!
並行して勉強してたからとかじゃないのよ。ただずーっと聞いてるうちに、耳と脳がちゃんと適応していくんだろうね。それまでいろんな学習方法をやってきたはずなのに、その数日でいきなり耳が英語をとらえるようになっちゃった。
だから英語って本来学ぶものじゃなくて、勝手に身につく(身体が適応する)ものなんだよ。
日本で手軽に参加できる憧れの留学サマーキャンプ
当時はお金持ちの友だちが夏休みにはアメリカとかにサマーキャンプに行くわけ。それがすんげーうらやましかったんだけど、NGKってのはどうやらそういう海外のサマーキャンプを日本でやってるみたいなもんらしいのよ。
講師陣は日本人も含めてみんなネイティブ・スピーカーで、なんらかのアートに関わってる人たちみたい。だから彼らの特性を活かして、英語を使ってアートとアウトドアを楽しめる感じなんだね。やるのはあくまでもアートとアウトドアで、その手段としての英語だから、きっとすぐにうまくなるよ。ボクもそうだったもん。
「人は一人では生きられない」ということを、言葉ではなく、体感する。
あとボクがすんげーいいなーと思ったのは、龍さんも言う「人は一人では生きられない」ということを体感できるってこと。
母国語でない不自由な言葉を用いながら、いつもと違う不便なアウトドアで生活し、その中で音楽や絵画をめいっぱい楽しんで「やったー!できたー!」っていう喜びを知った子どもたちは、それを知覚するのではなく「体感」できるんだよね。
心の奥底に「あーボクって一人じゃ生きていけないんだわー」「みんなでやったらこんなに楽しいんだー」っていう前提が置かれる。
それってメチャクチャ大事なんですよ。
ボクが今やってる「好きなことだけして生きていく」コンサルとか相談とかも、けっきょくは「一人じゃ生きていけないんだから、みんなを頼ってハッピーハッピーになろうよー」っていうところに帰結するわけです。
「自分が一人でがんばらなければならない」という前提を刷り込まれてしまうと、大人になっても苦しいまんま。かく言う僕がそれで1回ぶっ壊れてるんですよ。だから余計なプライド(心の壁)捨てなさいってね。
そして、今、子どもたちにもっとも必要なのは、「多様な生き方を知ること」ではないでしょうか。海や地平線の向こう側には自分が知らない世界があり、いろいろな人がいて、いろいろな考え方があり、「人は一人では生きられない」ということを、言葉ではなく、体感することがとても大切です。NGK(New Generation Kids)が主催するサマー・キャンプは、大自然の中でのアウトドアライフ、アート・表現、食事などを、「徹底して楽しみながら」体感できるようにデザインされています。「新世代の子どもたち」が育つ「場」を提供しています。
___作家・村上龍
参加費を安くしたいよねー
このNGKキャンプってのはもう何年もやってるらしいんだけど、「参加費を高額にしない」って思いがずっと一貫してるみたい。
内容やクオリティは他にないすばらしさだとしても、お金持ちの子どもたちだけしか参加できないのは違うよね。大人ならともかく、子どもには平等にこういう体験をしてほしいもんね。
むしろ経済的に余裕がない家の子どものほうが「自分が一人でガマンすればいい」っていう思考に陥りがちだから、こういうところで「人生はみんなで楽しむものなんだ」っていう体験をしてほしいと思うよボクも。
ということで、参加費を安くするためにもクラウドファンディングをやってるみたいなので、興味がある人も、子どもたちを参加させたいなって人もチェックしてみてみてみてー!お金は出せないけどこういうのいいねー!って人はFacebookやTwitterで拡散してねーそれも支援じゃんねーありがとうありがとうありがとう\(^O^)/
さあ、大人も子どもに負けずに遊ぼうぜー!今日は何するかー!
Comments by 茅ヶ崎の竜さん
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ボクはボクの今日を暮らす。アナタはアナタの今日を暮らす。
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