キャンプ/アウトドア

トレッキング・シューズ「はじめの一足」は何で選ぶか__THE NORTH FACEヴェルトのレビューをそえて。

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トレッキング・シューズの選択基準

海ばっかりいってる僕だけど、最近はやたらと山に惹かれるので、トレッキング・シューズを買うことにしたんだ。

とはいえ、ブランドも種類も多種多様で、どれを選んだらいいのかさっぱりわからない。そこで、ネットであれこれ調べたり、山好きの友人に意見をもらったり、いくつかのショップを回ったりして、最終的に僕が得たトレッキング・シューズの選択基準はこうだ。

___好きなブランドのいちばんカッコイイやつを買え。

乱暴に言っちまえば、どれでもいいのだ。今や名だたるアウトドア・ブランドのシューズはどれも軽量・高機能で、どれを選んでもまず失敗はない。

木型(足型)はメーカーごとに違うので慎重に選ぶべきだという声はもちろん届いているが、まずは1000m級のハイキングに毛が生えたところからのスタートなので、そこまでシビアになる必要もないだろうと、僕はお気に入りの「ノースフェイス」を選んだ。

なにより先達たちが口やかましく言うのは、サイズの重要性だ。サイズの合っていない靴で登る山は、気の合わないパートナーとの結婚生活のようだ、と。つまり地獄である。

なのでシューズを選ぶときは、信頼のおける店員さんを見つけて、登山用のソックスをはいて、可能なら足のサイズをそこで計測して、プロに選んでもらうのが一番だ。二番はない。

足型がよっぽどフィットしない(甲や指があたる)のは問題だが、それもまともな店員さんなら必ず見てくれるはずだ。

僕もノースフェイス原宿店のイケメンにいさんにみっちり説明を受けた結果、もっとライトなタイプを買うつもりだったのだが、冬期以外の3シーズンに対応したヘビーデューティのしっかりしたタイプを購入した。

ざっくり言えば、ソールとアッパーが強固になり、足首がしっかり保護されればされるほど、重量が増え、それらの保護機能が弱くなればなるほど軽量になるので、自分が登る山やスタイルによって選べばいいだろう。

THE NORTH FACE ヴェルト S3K II GORE-TEX(ユニセックス)

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▲ ノースフェイスの創業者ダグラス・トンプキンズの「NEVER STOP EXPLORING__冒険をやめてはいけない」というアウトドアの精神は、人生にも言えること。同じ場所にとどまってちゃいけない。さあ、外へ出て人生を楽しもう、と。

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▲ もちろん防水透湿素材の最高峰ゴアテックスが使われている。

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▲ 自然の中で履くトレッキング・シューズはビビッドなカラーリングが多いが、ノースフェイスだからこそあえてブラックでクールな雰囲気を選んだ。タウンユースでも合わせやすいはず。

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▲ ソールは5フィンガーシューズでも有名なVibram製。黄色いロゴマークは優れたグリップ力と信頼の証だという。

登山用ソックスも。

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▲ ソックスは間違いなく登山用を選べ。

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▲ とくにこのアイスブレーカーのメリノウールのソックスは、素人でもわかるくらい快適で、山中でなるほどと唸らされた。通気がよく、軽く、あたたかく、涼しい。

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▲ それぞれの部位を適切にサポートするため、左右が決まっている。

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▲ ノースフェイスのソックスは、ノースフェイスのシューズによく似合う。

”慣らす” ためにガンガン履く。

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▲ ”慣らし” を兼ねて、街で履いてみる。思ったほど、ゴツくない。

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先日、丹沢大山でさっそく試してみた。

ふだんビーサンやVANSなどの薄っぺらなシューズを履いているので、いくら軽量モデルといっても重量はいくぶんか感じられた。

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1000m級の大山クラスにハイカットのこのモデルはオーバースペックかとも思っていたが、ぬかるんでいたり岩がゴロゴロして足場のわるいポイントが想像以上にたくさんあったので、こいつにだいぶ救われた、というのが正直な印象。

とくに下りでは、何度か滑って足首をグキッとやっちゃいそうになったけど、シューズのおかげで無事だったような場面が多かったし、つま先に集中する自重をしっかり支えてくれている感覚があった。

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▲ ”慣らし” がじゅうぶんでなかったのか、足首まわり、とくにベロの部分があたって痛みが生じ、何度か靴紐を締め直した。これは回数が解決してくれるだろう。

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僕が得たトレッキング・シューズの選択基準「好きなブランドのいちばん気に入ったモデルを買え」は、言うまでもなく ”はじめの一足” のための道しるべだ。

好きなモデルで実際に山を登り、あるいは街を歩き、自分の身体で感じた善し悪しをフィードバックさせて、次のモデルに繋げるのがベストだ。いつも誰かに判断してもらうと人生はつまらなくなる。冒険をやめてはいけない。

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▲ モンベルで試着するママちゃん

様々なブランドを揃えたアウトドアショップなども回ったが、トータルで店員さんの知識や対応のクオリティが高かったのはモンベル。スタッフの個人差はあるが、自社製品の理解度が高く、信頼できる人が多かった。もちろんノースフェイスもよかったけど。

女性スタッフのほうが素敵だった印象が強いのは、ぼくがおっさんだからか。

ちなみに防水のアウトドア・シューズは、ふだんの雨の日にも最適だ。僕はメレルのカメレオンを5年くらい履いているが、まだまだゴアテックスやVibramソールも健在で、オートバイに乗るときや梅雨時はいつもこれだ。北海道もこれで回った。これからの季節にさっと履くのにいいと思う。雨にも負けず、アウトドアを楽しんでくれ。

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