未だに日本の小学生が、あの前時代的なデザインのランドセルを背負っているのは、あれがいちばん丈夫で長持ちするからなんですよね。雨が降っても中身は濡れないし、空き地にぶん投げたりしても壊れることもない。
僕はバイク通勤なので、常々そんな理想的な「大人のランドセル」を探していたんだけど、ようやくデザイン・機能ともに素晴らしいバッグを見つけたので紹介します。
『ノースフェイス ベースキャンプ ヒューズボックス』
カクカクの直方体デザインがクール。
けっこうな大きさ(46×33×15cm)なのに背負いやすいショルダーハーネス。
直方体なので自立します!
以前使っていた「Karrimor ridge 40」との比較。これはこれで気に入っているんだけど、雨が降ったときに専用(別売)のレインカバーを装着するのが面倒。あとポケットが多くて機能的なんだけど、それが日常ではけっこう煩わしかった。こっちはレジャー用にします。
上蓋がパカッと大きく開くので中身にアクセスしやすい。
上蓋の裏側のメッシュポケットには、iPhoneの車載充電器やFMトランスミッター、Bluetoothのイヤーピースなどの小物を入れてます。
背面にはパッド付きのPCスリーブがあって、かなり厚めの専用ケースに入れたMacBook Air13inchもスッポリ。
さらにケースに入れたiPadも入っちゃう懐の深さ。
逆側上部には取り外し可能のオーガナイザー(収納ポケット)が付いてる。
ここにはモバイルルーターとかメモ帳とか名刺とか筆記用具類とかを入れてます。
外側にはファスナー付きの書類ポケット。本やタオル、ガムとか雑貨類が放りこんである。
外側にはデイジーチェーンと呼ばれる通し穴がたくさん付いているので、ロープやアウトドアグッズなど、アイデア次第でいろいろ引っかけられる。僕はヘルメットをかけたりしてます。横のベルトを締めれば、バッグ自体を薄くすることもできますよ。
かなり大きな水筒からヘッドフォンなど、これだけのものがスッポリ収まります。
雨が降ってもへっちゃら
完全防水ではないようですが、摩擦強度と耐水性に優れるTPEファブリックラミネートのポリエステル地でできているので、ちょっとした雨なら気にせず使えます。かなり激しい雨の中をオートバイで走ったけど、中は一切濡れていませんでした。長時間だとまずいのかな。ご自分の責任で使ってくださいね。
30リットルの大容量
見た目もかなりデカイんですが、たっぷり入ります!30リットルって、単純計算すれば2リットルのペットボトルが15本も入るってことでしょ!ノートパソコンは15インチまで入るし、ちょっとした旅行ならこれで充分だと思います。
ちょうどいいサイズと数のポケット
背面下部の小さなポケットも含めて、収納ポケットは全部で3つ。あとは小物用のオーガナイザーと、底面にボトルをホールドできるゴムバンドが付いているだけ。登山用のバックパックなどと比べるとポケットが少ないけれど、逆にそれが日常的には使いやすいです。理想的に機能を制限するのはAppleの思想に近いかも。
カラーバリエーションも豊富で、大きめのロゴもカッコイイ。オートバイや自転車通勤の人はもちろん、様々な用途に使える万能バッグじゃないでしょうか。