今日は今年に入って四回目の金曜日だ。
正月のロケットスタートが落ち着いて、良くも悪くも毎日が通常営業に戻ってきた今日この頃、例年ならすこし疲れを感じはじめる頃かもしれない。
けれど今年は、いつもよりずっと強く疲れを感じている。
それはとってもいいことなのだ。
例年だったら、お正月にたっぷり遊んでゆっくりして、いやいやながら仕事に復帰して、いやいやながらどうにかやりすごした挙げ句に、疲れがすこしずつ出てくる頃だ。
けれど今年は、元日の朝からずっと「日々の一瞬一瞬を精いっぱい生きる」ようにしているから、毎日しっかり疲れている。
毎日が真剣勝負だから、毎日ぐっすり眠って、毎日リフレッシュできている。
もちろん小さなストレスや疲労は、身体や心の奥底に、澱のように蓄積しているのだろう。
だけど毎週の金曜の夜に、いつもよりすこしだけ多くお酒を呑みながら、
今週も精いっぱい生きたぞ!
と振り返り、自分の歩みを褒めてあげられることは、人生の確かな幸せのひとつだ。
最近気がついたんだけど、毎日を精いっぱい、自分でできる限りの力でもって生きていると、日常のあらゆる場面で感動する場面が増える。
朝日が昇る海の景色、子どもたちの笑顔、誰かのささやかな優しさ、ネットから届く言葉など、日常の些末な出来事が嬉しくて、涙腺がゆるんでしまう。
たぶんきっと、こういうのを幸せというのだろう。
成果や結果は、後からついてくるのだ。
2014年1月24日午後7時52分。金曜の夜なのですでにけっこう呑んでぼんやりしてる中で書いちゃった。
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