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長期のオートバイ野宿旅やキャンプ旅行で問題になるのは、ガジェットの電源確保だ。

ホテルや旅館に泊まる旅行とちがって、アウトドアには電源がない。けれどiPhoneやデジカメは使いたい。となると、cheeroに代表されるようなモバイルバッテリが便利なのだが、いったいどれくらいの容量で、どれだけのガジェットを、どの程度充電して使えるようにしてくれるのだろうか。

先日の五日間のオートバイ独り旅で検証してみたので、紹介します。

▶ cheero | あなたの生活をちょっと便利にするコモノたち[チーロ]

 

持っていったモバイルバッテリの容量は合計で10200mAh

僕が所有しているポケットサイズのモバイルバッテリの電源容量は2つで10200mAh(5200mAh + 6000mAh)。メーカーの説明によれば、iPhoneを約5回分充電できることになる。

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デジタルに支配された現実から離れるための旅だったので、なるべくiPhoneを使わないようにしていたが、それでもGoogleマップで現在地や目的地を確認したり、要所で使う場面が多かった。

ニコンのコンデジも充電できた。

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買ったばかりのデジカメを持っていったのだが、大自然の雄大な景色に圧倒されて写真を撮りまくっていたら、真新しいバッテリが二日目で空っぽになってしまった。

予備バッテリを持っていっていたのだが、このペースだと五日目以降写真を撮れなくなってしまう。ということで、急遽コンビニでAndroid用の「USB – マイクロUSB」充電ケーブルを購入して使ってみたところ、cheeroから充電することができた。ただしこれはもちろんメーカー保証外なので、バッテリやカメラに負担がかかるなど、何かあっても各自の責任でやっていただきたい。

 

5日間でギリギリだった。

翌日の道順を複数検討したり、山の中でブログを読んだり、ウクレレを弾くのにネットでコード表を探したり、なんだかんだ電波があればiPhoneを使う機会は多くて、かなりバッテリを消費していたと思う。

ニコンのコンデジ「AW120」で撮影した写真は、2272×1704サイズで約700枚。こちらは予備バッテリを用意した上で、旅先でcheeroから一度だけ充電して、5日目の夜でもまだ大丈夫だった。

iPhone5sは5日目の昼でバッテリの残りが約30%だったので、夜には空っぽになっていただろう。ちなみにオートバイで走行中や就寝中、作業中など、iPhoneを使わないときには、こまめに機内モードに切り替えて節電していたので、ふつうに使っていたら電力消費はもっと早いはずだ。

20000mAhくらいあれば、ストレスなく使えそうだ。

約10000mAhで5日間が限界というのは、やはりすこし心許ない。いずれはもっと長期の旅に出たいし、iPhoneで旅先からブログを更新したりもしたい。

ということで調べてみたら、今は容量12000mAhのモバイルバッテリが4000円以下(2014年8月現在)であるんですね。サイズもiPhone5sをひとまわり大きくしたくらいなので、これを2つ用意すれば、10日間くらいはストレスなく使えそうだ。

それ以上長期になる場合は、5つくらい用意してガッツリ旅ブロガーになるもよし、電源が切れる頃に民宿やビジネスホテルに泊まってチャージするんでもいいでしょう。

次の旅には、もっとたくさんバッテリを用意してみようと思います。

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