最近、週末は家族で音楽をやることにしている。
パパがウクレレ、ママがアコギで伴奏を受けもち、長女が鍵盤ハーモニカで主旋律を奏で、長男が森のオカリナを吹いて、みんなで唄う。
それはそれは最高に楽しいのだが、音楽のキーとなるリズム担当がいない。六歳の次女が手持ち無沙汰なこともあって、ジャンベを購入してみた。
タイコならなんでもいいだろう、とAmazonでてきとうなものを買おうと思っていたのだが、仙台で鍼灸整骨院を営みながら西アフリカのタイコに狂っている友人がいたのを思いだして、連絡を取ってみた。
僕は ↑ こういうのでいいと思っていたのだが、そんなんじゃダメだと執拗に迫る彼の言うことを聞いて、「東京ジェンベファクトリー」 というところの通販でマリ製のジャンベを買った。子ども用のかわいいサイズのやつだで、お値段もお手頃だ。
▼ 送られてきたジャンベに添えられていたステッカーとメッセージ。殴り書きだが楽器への愛情が伝わってくる。
家でへたくそな楽器をかき鳴らすのは近所迷惑なので、週末には海に出る。
▼ なるほどたしかに、マリで作られている本場のジャンベだけあって風合いが違う。
▼ 緑の風景にもよく似合う。
▼ ジャンベは簡単そうに見えて、それなりの音を出すには鍛錬が必要らしい。
▼ 筒状にくり抜いた木にヤギ皮が張ってあるだけのシンプルなつくり。
▼ 子ども用サイズなのでちょうどいい。
▼ 海辺の公園に小汚いヒモが落ちていたので、首から提げられるようにしてみた。
▼ 子どもは教えなくても本能でリズムを刻む。
▼ウクレレにギター、鍵盤ハーモニカ、森のオカリナにジャンベが揃えば、もう家族バンドとしては完璧だろう。
ジャンベがあるだけで音楽のレベルがあがる。
リズム楽器の購入にあたっては、カホンやボンゴなど他にも選択肢があったのだが、ポコポコと心を撫でてくれる牧歌的な音色といいそのシェイプといい、ジャンベを選択してよかったと思っている。
もちろん、いつも人前でタイコを叩いている「仙台で鍼灸整骨院を営みながら西アフリカのタイコに狂っている友人」のおかげでもある。そのお礼と言ってはなんだが、彼と彼の音楽活動について紹介したので、興味がある方は読んでみてほしい。
今のところ、ジャンベ特有の3つの音を出すこともできないし、そもそもパーカッションの知識が皆無なのでセッションも苦笑いするようなレベルなのだが、それでもリズム楽器があるとないとでは音楽の完成度が違う。
とくにウクレレとの相性はいいようなので、これからしっかりと勉強して、僕らの音楽を奏でていきたい。