今、隣の寝室でママちゃんが寝こんでます。
先週くらいからゴホゴホ言っていて、昨日の午後から熱がぐーんと上がって、今朝もちょっと起きてはきたけれど、熱があるのでまた寝てる。
昨日の午後から今日一日、ひさしぶりに何もない完全な休日だったので、本人は残念かもしれないけど、ボクは一安心。
なーんも心配してません。
ここ1ヶ月くらい、ママちゃんすんげーいろいろがんばってたんだよね。
仕事もしながら、家事育児はもちろんのこと、夜には大好きなお菓子作りをめいっぱいやって、好きなところへ遊びに出かけたり、ハロウィンの衣装作ったり、とにかくフル稼働してた。
で、以前のボクなら、ママちゃんのハードすぎる日常の負担を減らしてあげたくて、家事を手伝ってみたり、もうちょっとペースを落としたらって言ってみたりしてたんだけど、なんかそれ違うってことに気づいたのよ。
うちのママちゃんはいつもこんな感じなわけ。
ガーッと勢いづいて、仕事家事育児趣味とハードスケジュールなのに、その上なんか時間のかかる凝った料理をこしらえたり、どんどん出かけたりして、よりアクティブになる。
そんでだんだんきつくなって、疲労が限界に達して、電池が切れると、三日くらいとことん休む。その繰り返し。
つまり日常の「波」がすげー激しいのね。
「こんな上下の波が激しいと大変だろう」っつってボクは心配してたんだけど、どうやら本人にとっては、それでいいってことに気づいたのさ。
彼女は今、自分が好きなことしかやってないんだって。
毎日朝からバリバリ家事をやることも、
三人の子どもたちの世話をぜんぶやることも、
手のこんだおいしい料理を作ることも、
疲れていてもお菓子を作ったり、好きなところへ遊びに出かけることも、
ぜーんぶ楽しいんだって。
ボクからしたら、「のんべんだらりと生きているボクが、もっと家事育児をやってあげたほうがいいんじゃないかしら〜」って思っちゃうけど、
彼女にとっては、「私が家事育児を全部やれば、竜ちゃんが好きなことだけやっていられる」っていうほうが、幸せなんだって。
なんかこう書くと、うちのママちゃんがスゲーできた女のように見えるけど(まあ実際そうなんだけど)、ママちゃんが特別なわけじゃないんだよね。
臆面もなく言っちゃうけど、今、わが家は最高にハッピーなのね。
竜さん家史上最高ハッピー状態を毎日更新中って感じで、
竜さんもママちゃんも高校生の長男も小学生の長女・次女も、毎日ずーーーっと笑ってる。おクスリやってんじゃないかってくらい笑ってる(笑)。
その「最高ハッピー状態」を支えているのは、私のがんばりなのよ!っていうのが、どうやらママちゃんにとっての最高の幸せらしいの。
だったらさ、他人がいちいち「そんなんじゃ大変だよ」とか「もっとバランスよく生きたほうがいいよ」とか言うの、余計なお世話だよね。
「だいじょーぶ!波ありまくりだけど、私すんげー幸せだから!」
ってことだよね。
でもね、
「わたしががんばるから、みんながハッピー!うれしいニャー♡」
っていうのと、
「わたしががんばらないと、みんな幸せにならない!もっとがんばらないと!」
っていう悲壮な決意はまったく別物だからね。
前者は、すでに幸せが「ある」ってわかってて、別にわたしががんばるのをやめても幸せなんだけど、でも楽しいからがんばっちゃう〜♫ってこと。
後者は、自分は幸せじゃ「ない」って思ってるから、がんばりつづけないとダメだって、苦しんでる。
のんべんだらりと毎日幸せの川をさらさら流れる竜さんもまたよし。
ガンガンバリバリ動いて勢いづいて3日間寝こむママちゃんもまたよし。
ニャーゴニャーゴ甘えてくるくせに、気まぐれで好き放題なかりん様もまたよし。
笑ってれば、なんでもいいよねー。
問題は、問題だと思うから問題なんだニャー