パッカーンと開くのって、たぶんみんなが思ってるよりずっとずっと大変なことだと思う。
心屋仁之助さんはそれを、「ゴキブリを食べるのと同じこと」と言ったほどだもの。
(以下:グロ文章注意!)
「がんばらないと報われない」という考えから、「がんばらないで、好きなことだけやったら報われる」という考えにシフトするのは、ゴキブリを食べることと同じことなんだって。
だってそうでしょう?
僕なんか約40年間ずっと「がんばらないと報われない」と思って生きてきたし、たぶんこれを読んでいる人のほとんどがそう思っているでしょ。
そんなあなたが、真逆の「好きなことだけやったら報われる」って言われても「はあ?」って感じでしょ。
ゴキブリを食べる勇気がありますか?
ゴキブリの姿を想像してみてください(笑)。
つややかに光る焦茶色の羽根に、せわしなく動く触覚、裏返せば節々がうにうに動いて、細長い足をバタバタ!あーもーこうやって描写するだけで気持ち悪い!
でもそんな、食べるどころか触れるのすら、見るのだってイヤなゴキブリを、かぷっと口に入れてみましょう。
その真ん中の一番でっぷりしたところを思いきって噛み切ってみたら、中からクリーミーな液体がぷちゅっと溢れてきて、ぐわーーーーーー!
……ん?
……あれ?
なんだこれ!すんげー美味しいじゃん!
というのが、パッカーンと開く、ということらしいです(心屋さん談)。
僕もそう思います。さすがにすばらしくわかりやすいたとえをしたなあと。
「絶対にありえない」ことをしたら、世界が変わるのです。
僕は真夜中に絶叫した。
僕のこれまでの経験から言えば、パッカーン!には涙が必要です。
僕が真夜中にホラー映画のヒロインみたいにギャーーーー!っと泣き叫んだように、とめどなく溢れる涙がないと、パッカーン!とは開かないんじゃないかなあ、と思ってます、わかんないけど。
僕がお話しした方たちの中で、ちょっと「開きはじめた」人はみんな、会話の途中で
「あっ!」
と言います。
驚いた顔で
「そういうことか……マジか……」
と呟いているのを見ると、開き始めているぞ〜と、僕は内心ワクワクしています。
かなり「開いてきてる」人は、ボロボロと涙をこぼします。
完全にパッカーンはしてないかもしれないけど、こころのずっと奥の方から涙がやってきているのがわかります。
「もうちょっとだ!」と、僕はもっとワクワクしています。
ちなみに僕は、さっきも書いたけど、真夜中に家内と話しながら、まるでホラー映画のように絶叫しました。
頭を抱えて、ムンクの叫びみたいになって、泣き叫んだ。
だから、もしかしたら人より劇的にパッカーン!できたんだと思います。
今まで「絶対だと」信じてきたことを捨て去るんだから、それくらい当たり前かもしれないですよね。
これから僕とお話しする方は、それくらいの、泣きながらゴキブリを食べる覚悟でいらしてください(笑)。
とまでは言わないけど、それくらいのことが、あなたにも起こるかもしれないんですよ。
そしたら、あなたも本当の自由を手に入れられるかもしれない。
ワクワクしてきませんか?
▶連絡先:りゅう