よく晴れた土曜日の午前中。近所の大きな公園の木陰でブログを書いています。
広場で遊ぶ家族連れやランナーなど、たくさんの人がまわりにいるけど、ビックリするほど快適だし、ゆったりリラックスしています。
こんなに近くにこんなにすばらしい場所があったなんて、どうして僕は今日まで気づかなかったんだろう。
今日はね、小学生の娘たちを連れて遊びに来てるんです。
この公園には種類の豊富な遊具がたくさんあるし、ウサギや羊などの小動物に触れる小さな動物園があったりして、子どもたちは大好きなんですね。
だからたまに連れてくるんだけど、ぶっちゃけ大人はそんなに楽しくないの(笑)。
そりゃあ広い公園は気持ちいいし、子どもたちと走りまわるのも楽しいけれど、一日中ずっと彼らに付き合う体力も気力もなくて、すぐに芝生に横になってダラダラしちゃう。だから完璧な家族サービスだったわけ。
でもね、今日はパパも好きなことをすることにしたんです。
僕はもう父親をやめて子どもたちの親友になったので、無理してサービスなんてする必要はないんだから、公園でもそれぞれ好きなことをやっちゃおう、と。
だから僕はまず、落ち着けるテーブルとふかふかの芝生スポットを見つけて、ゆったり仕事ができるようにしました。
広場の端っこにある日のあたる気持ちのいいテーブルでブログを書いたり連絡を取ったり仕事をして、疲れたら隣の芝生にゴロンと横になって本を読んだり昼寝をしたり。
思ったよりお日様が強くて暑いので、木陰に移動したらすんごい快適。
飽きたら子どもたちと走りまわったり、動物に野菜を食べさせたり、なにこれ楽しい!なにここ天国?幸せすぎてコワイわたし!という感じ。
もう十年近く通っている公園が、ある日突然こんな素敵な天国に変わったのは、僕の心が変わったからです。きっと公園の設備や環境自体は、十年前からほとんど変わってないでしょう。
変わったのは僕の心。僕の前提。僕の考え方。僕の世界のとらえ方。
じつは世界は、愛と幸せに満ちた天国なんです。僕が気づいてなかっただけで、この公園だけじゃなく、世界中が本当は天国なんです。
でも僕は、そうじゃない、世界は地獄だ、毎日が地獄だ、世界は敵だらけだ、みんなが僕を嫌っていると思っていたから、その通りになっていただけ。
じゃあどうして僕は、そんな地獄から天国へ行くことができたのか。
それはね、僕が「気づいた」だけなんです。
何かを学んだり、変えたり、修行したり、成長したりしたんじゃなくて、「気づいた」だけ。
世界は地獄じゃなくて、最初っから天国なんだって。
がんばって幸せになるんじゃなくて、最初っから幸せだったんだって。
幸せはなるものじゃなくて、気づくものだったんだって。
みんなで幸せになりたいなあ。