Drops

好きなことだけして生きていても、落ちこむ日はあります。

昨日までは世界中の誰もが僕の味方だったのに、今日はみんなが自分を嘲笑っているような気がする。

あんなにワクワクしていたことも、まったくやる気がしない。

自己分析すれば原因はいろいろあるのだけれど、そういうときに一番大事なのは

「そんな日があってもいいんだよ」

と、自分に言ってあげることです。

落ちこむ日だってあるし、気分が上がらないこともある。

でもそれでいいじゃない?そういう日もあるんだよ、って、できれば声に出して、自分に言ってあげる。

村上春樹さんも、「そういうものだ」と「それがどうした」という考え方で、大抵のことは乗り越えられる、と言っておられましたよね。

 

どうしても落ちこんでいてはできない仕事があるなら、そこだけ踏ん張りましょう。

で、後は自由に落ちこんでください。通勤の電車でも、家族や友人の前でも、ちゃんと落ちこんで、寄りかかって、疲れたから早く寝る、と言って布団に潜ってください。

無理やり元気を出そうとすると、まず「落ちこんでいる」ということに罪悪感を感じてしまうから、何もかもイヤになってきます。

あなたには「落ちこむ」自由があるんです。下を向いて溜息をついたっていいんです。

そんなにがんばっているのに、落ちこむことすら自分で禁じて、もっと苦しくなってる。

で、独りでどうにかしようとするから、余計に気が滅入る。

落ちこんでるときはとくに「他人に迷惑をかけたくない」とか思うものなので、はじめは難しいかもしれないけれど、まずはとにかく、自分自身に「そういう日もあるよ」って言ってあげてください。

あなたは自由なんです。