雨の日は、じっくりと歩く。

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最近は、雨の日が嫌いじゃない。

雨の日は、走るかわりに歩くことにしている。傘をさして、ゴアテックスのシューズをはいて。

全力で走っていると、すぐに思考がばらついてしまうけど、歩いているときは、じっくりいろんなことを考えられる。

たとえば仕事のこと。たとえば家族のこと。たとえば凪いだ海に浮かぶ海鳥たちのこと。たとえば死んでしまうということについても。

リアルな現実は、ついさっきまで目の前5cmくらいのところにあって、よく見えてるんだか見えていないんだかわからなかったけど、歩いているときは、一歩引いて全体を見渡すことができる。

そういうとき、ずっとふんづまりだった答えが、ぽんと出たりする。

だから、たまには雨が降ったほうがいいと、最近は思う。