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「あたたかく笑顔の絶えない家庭を作っていけたらと思っております。」

福山雅治さんと結婚した吹石一恵さんが、結婚報告でこんなこと書いてましたね。まあみんな言うわこれ。

でも、曲がりなりにも三人の子供を育てている親の先輩として言わせてもらうと、「あたたかく笑顔の絶えない家庭」ってのは、けっこう罠だったりするんです。ていうか、ありえない。

これを追い求めるあまりに、愛する家族を「見張って」しまい、みんなが苦しくなったりします。

まず、すべての子どもには「反抗期」ってやつがあります。

これは何も思春期の男子が「くそばばあ!」って悪態をつくことだけじゃなくて、「イヤイヤ」病が始まる第一次反抗期は2,3歳から始まるし、成人してからも親との関係が辛らつな人はたくさんいるし、言うたら子どもなんてものはずっと「反抗期」だと言ってもいい。

年中反抗期の子どもたちは、しょーもないことで腹を立てるし、泣くし、叫ぶし、イライラしてなんか当たったりしてます。

僕もかつては「あたたかく笑顔の絶えない家庭」を目指していたので、子どもたちにまっすぐ向きあって、彼らは何をイヤがっているのか?何が問題なのか?を真剣に悩んだりしてました。
そのせいで僕は常に子どもたちを「監視」するイヤな親父になって、親子関係は一時最悪だったの。

自分では「見張って」るなんて思ってないんだよ。でも気づいたら、子どもたちや家族の「悪いところ」ばっかり探す名探偵になってた。

だから僕は「親」を放棄して、彼らの「親友」になることにしたんです。

もう親じゃないので、子どもたちの「反抗期」なんて完全スルーです(笑)。
しょーもないことで泣いて叫んでる子どもたちを横目で見ながら「アホやなあww」と思ってます。
親友だから本当につらそうなら声をかけるけど、そうでなければたいていほっとく。
結果、いま僕らは最高にハッピーで楽ちんな関係を築いてます。

これが本当の「あたたかい家庭」だと思うの。

誰も「見張らない」、お互いが「見守る」家族。

笑顔は、たまには絶えるのよ。

いつもみんな笑ってるとか、ラリってるとしか思えん(笑)。

そりゃあ人間だもの、たまにゃイライラしますよ。泣きもするし、ケンカもする。でもそういうのをある程度「ほうって」おいて、「見守る」ことができるのが、本当の「あたたかい家庭」なんじゃないの?

いつも笑顔でいなきゃいけない家なんて、息苦しくてイヤだよ。
イライラしても泣いても叫んでも許してもらえる、それがホームスイートホームじゃね?

▶連絡先:りゅう