朝テレビでラグビー日本代表の五郎丸選手のドキュメンタリー的なのやっててちょっと見たの。
あんだけ実力もありながらイケメンでスターの「持ってる」オーラぷんぷんの五郎丸ちゃんも、かつてはちょっとダメダメだったんだってよ。
十代で日本代表に選ばれるくらいのエリートではあったんだけど、以前の代表コーチには「怠け者」みたいに言われるくらい、なんていうかやる気がなかったんだかぽわーんとしてたんだかという。
でも、所属クラブが経営難に陥って、プロ選手から社会人プレーヤーになってから変わったと。今の、世界も認める五郎丸という選手は、それからできあがったと、まあよくありそうなそういう話みたいです。
なんかまわりの人たちに言わせれば、「生まれ変わった」みたいだったんだって。別の選手になったくらい、変わったと。
人間て、そう簡単に変われるのかな?
別人になったみたいになるのかな?
たぶん「変わった」んじゃなくて、「気づいた」んじゃないかな。
たぶん言葉じゃなくて、直感みたいな啓示みたいな何かに「気づいて」、その後は勝手に変わってったんじゃないかと思うの。わかんないけど。
五郎丸ちゃんが
「ああ、今のままの俺じゃダメだ!ヤバイ!もっとがんばらないと!」
って悲壮な決意をしてたら、今みたいに活躍してないかもよ。
そうじゃなくて、
「俺は今のままでも価値がある。ってゆーか、人よりぜんぜん才能あるんだから、ガンガンがんばればもっともっとすげーことになっちゃうんじゃないのワクワクー!」
って「気づいた」から、こんなすげーことになっちゃったんじゃないかと。違うかな。知らんけど。
スポーツ選手とか結果が目に見えてわかりやすい分野だと、どうしても「個の力」ばかりが目立つけども、五郎丸ちゃんも「成功しかありえない潮の流れ」に乗っただけな気がするなあ。
じゃないと、あの強気なキック(なんかラインの外のギリギリのところに蹴り出すやつ。ルールよくわからないw)はできないんじゃないかなあ。知らんけど。