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ある日家に帰ったら、仔猫がいました。

僕は、神さまがくれた猫だと思っています。

とうとうこの日が来たか。

その日は、心屋仁之助さんの講演会を聴きに行った日でした。

三時間もかけて茨城県の結城市というところまで出かけて、しっかりたっぷり泣かされて、「やっぱり僕は間違っていなかったんだ」という決意を新たにして、友だちと熱く語りながら、また三時間電車に揺られて茅ヶ崎に帰ってきました。

あと少しで茅ヶ崎に着く、という頃に、家内からメールが届きました。

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▲ メールにはこの写真が添付されていて「とうとうこの日が来たか」と書かれていました。

わけわからんけど、どうやら家に仔猫がいるらしい、ということだけ認識しました。

そしてその直後、ぶわっと涙が出てきそうになったんです。

え?なんで?

わかんない。

自分でもまったく意味不明なんだけど、胸が熱くて熱くて、涙がこぼれそう。

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以前から犬か猫を飼いたいねって話はしてたんです。

でもペットを飼うと、キャンプにも行きづらくなるし、いろいろと制約も増えるし、お金もかかるし、やっと次女が小学校へ上がって、大人の自由な時間が増えたんだから、しばらくはのんびりしようと思っていました。

でも、でも、ホントは猫ちゃん飼いたい!

とくに長女は大の動物好きで、ヒマさえあれば猫ちゃんの動画ばっかり見ているほどだから、機会があれば飼いたいな〜とは思っていたんです。

だから家内は「とうとうこの日が来たか」と言ったんでしょう(笑)。

神さまがくれた奇跡の仔猫ちゃん

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僕はちょっと前に、イヤなことを「がんばる」のをやめて、「好きなことだけして生きていく」ようにしてから、いろんな人にいろんなものをいただいてきました。

高価なミラーレス一眼カメラをもらったり、映画俳優に会わせてもらったり、映画のライターになったり、知らない人がいきなりプレゼントを贈ってくれたり、突然お金をもらったり、飲みに行けば「勝手に」豪華な刺身盛り合わせが出てきたり、たくさんの人が「会いましょう」と連絡をくれたり、迷っていれば誰かが答えを教えてくれたり、励ましてくれたり、たしなめてくれたり、二日酔いで一日ダラダラhuluを眺めているときでさえ、素晴らしい気づきが降りてきたりします。

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「僕はがんばらなくても、価値がある」と決めただけで、本当に「勝手に」、誰かが何かをくれる毎日です。

そしたら、とうとうこの日が来ちゃった。

ある日、家に帰ったら、「欲しいなあ」と思っていた猫がいたんですよ!

これもう奇跡以外の何ものでもないでしょう?

ミラクル!

ザ・想定外ですよ!

僕らのちっぽけな思考では、こんな展開は予想できませんよ。

すべては、僕らの常識の外からやってくるんです。

飼おうかどうしようか迷っていたけど、飼ってみて本当に良かったと思ってます。

そんな迷いすら解決して、神さまが猫ちゃんを届けてくれた。そうとしか思えないんです。

ミラクルは毎日のようにやってくる。

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ちなみに、この子がわが家に来るまでの具体的な流れは以下。

  • 長女の友だちが捨て猫を拾ってきたんだけど、その子の家では飼えないので、とりあえずうちで一日だけあずかることにした。
  • パパは講演会へ、ママは仕事の研修で留守だったので、長女は自分で勝手に「あずかる」ことを決めちゃった。
  • パパはこの日の直前までちょっとモヤモヤしていたんだけど、心屋さんに泣かされて、好きなことだけやろう!という決意を新たにしてワクワクしていた。
  • ママも大好きな仕事の研修で新たな学びを得てワクワクしていた。
  • 飼うか飼わないかずっと迷っていたのに、まったく躊躇も相談もせず、当たり前のように飼いはじめた。

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つまり、長女の友だちがあのゴミ捨て場のところを歩かなかったら、その子の家で猫が飼えたら、そもそも我が家にはやってきていないわけです。

もしパパが外出しないで家にいるときに仔猫がやってきたら、たぶん日常的で常識的な判断でもって「うちでも飼えないよ」って言っていたと思います。ママがいてもそうでしょう。

でも、家に帰ったらもうそこにいて、長女の膝でスヤスヤ寝てるのを見たら、そんなもん返すわけにはいかないでしょうがっ!

パパがまだ迷いの中でモヤモヤしていたり、ママが辛い仕事に悲鳴をあげていたら、家にいても断っていたかもしれない。

もうすべてがすべて、奇跡みたいなタイミングが重なったから、今わが家にこの子がいるわけです。

こうやって客観的に理屈を書くと、ちょっと醒めますよね、わかります。

そんなもん、おまえのとらえ方次第やないか!って言われるかもしれない。

でもね、毎日のようにやってくるミラクルって、こんな感じなんですよ。

あの日、友だちと行った居酒屋で、いきなり勝手に店長さんが超豪華な刺身舟盛りを出してくれた話も、客観的事実でもって理屈を説明することはできるんです。理由は推測できる。

でもね、あれだって、どう考えてもミラクルですよ!

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今日もそんな奇跡の仔猫が、僕の胸の上でゴロゴロ鳴いています。

とても綺麗な顔をした白猫なので、ドラゴンボールに出てくる猫の神さまの名前を取って、「かりん」と名づけました。

仙豆をいっぱい食べて、すくすく大きくなるんだよ!

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