なんか知らんけど、心屋仁之助さんに会いに行ってきました。
茨城県結城市というところで講演会があって、はじめは行くつもりじゃなかったんだけど、仲のいい女の子が行くっていうんで、じゃあ僕も行ってみようかしらん、という軽いノリで。
3時間かけて行ってよかったよ!
結城市くっそ遠かった(笑)!
最近都内に出ることは多いけど、東京を通過してそっからまた一時間電車ってのは、思ったより疲れた。バイクで走ってるほうがずっといいや。
でも、そんな遠いところまで、やっぱり行ってよかったよ!
最近、心屋さんの本を読んでもモヤモヤするっていう声をよく聞くけど、そういう人こそやっぱり生だよ!テキストじゃないリアルがあるよ!会いに行くってすげえよ!って思いました。
クタクタになりながら結城駅のホームに降り立つと、なんか見たことのある顔。あれ?誰だっけ?
と思ったら、先日のDpubであいさつしてFacebookで繋がっている男性じゃありませんか!
「おお、今日はもしかして心屋さんの?」
と声をかけて、意気投合して、二人でおいしい佐野ラーメンを食べて、会場へ向かいました。
わかってたつもりなのに、ボロボロ泣かされたウエーン!
まあ、泣かされましたよ。
ぶっちゃけ僕は、心屋さんの本を読んで、すでにかなり大きくパッカーンと開けている自負があるんで、講演の序盤は、生意気にも「うんうん、わかる、そうだよね〜」という感じで聞いてたんです。
でもね、心屋さんが「魔法の言葉」を言って、僕ら聴講者全員でそれを繰り返すっていう部分で、ぶしゃーっと涙が溢れちゃった。
そのコーナーの前に、心屋さんが照明を暗くしてくれました。
人によっては、だんだん言葉を繰り返すことができなくなって、代わりに目から汁が出てくるかもしれないから。泣くのを人に見られたくない人もいるだろうから、って。
僕は三つめの言葉くらいから、もう言葉にならなくなっちゃった。
声はいつしか嗚咽に変わり、涙がとめどなく溢れてくる。
僕が子どもの頃親に言いたかったこと、言えなかったこと、言ってほしかったことに、気づくことができたんです。
それは、僕らが大人になっても消化できずに、心の奥で腐臭を放っている言葉。
それは、僕が今、自分の子どもたちに言いたかったこと、言ってこなかったことでもあった。
このへんは本当にテキストでは伝わらないので、これ以上は書かないけれど、「あーあの人もあの人もあの人もあの人も連れてきたかったー!」ってすごく思いました。
お礼が言えなかったけど、いつかきっと。
ちなみに、駅で偶然再会した彼ですが、会場の行列に並んでるときに、彼だけいつのまにかサイン本をもらえる整理券をもらってたんですね。
声かけてくれればいいのにコノヤロ(笑)!
でも僕はなんかぼんやりと、いつかがんばらなくても、「なんか知らんけど」「勝手に」心屋さんとお話しする機会があるような気がするし、サインがあろうとなかろうと本の中身は変わらないと思ったので、ガツガツ整理券を取りにいかなかったんです。やっぱり後でちょっと後悔しましたけどね(笑)。
だってその「サイン本手渡し会」を僕も眺めてたんだけど、思ったよりけっこう心屋さんと話す時間があったんですよ。
だったら一言、本当にお礼が言いたかったなあって。
「あなたがいてくれたおかげで、僕の人生がパッカーン!って大きく開けました。180度変わりました。今最高に幸せです!人生チョロいです!本当にありがとうございました!」
って、ただそれだけ、伝えたかったなって。
まあでも、いつかそのうち伝えられるでしょ。
あ、けいにゃんとにーやんには言っておこう。
本当に行ってよかったよ。ありがとう。また話しましょうね。
▶連絡先:りゅう