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「パパ〜!〈アメリカかぶれ〉ってどういう意味〜?」

「ん?〈かぶれる〉っていうのはな、その……なんつうか、アメリカをな、好きすぎてな……」

「わかったー、調べるねー」

子どもたちに言葉の意味を訊かれることってよくあるじゃないですか。

「〈いぶかしい〉って何ー?」

「〈空騒ぎ〉って何騒いでんの?」

「〈いたたまれない〉って痛いの?痛くないの?」

テレビとか本とかYouTubeとか見てるから、どんどん未知の単語を仕入れてきてはパパにぶつけてくる。

「〈ヤンキー〉って誰?」

「〈侮蔑〉ってどういうことー?〈侮辱〉とは違うの?」

「〈デカダンス〉ってどんなダンス?」

僕もなるたけ自分の言葉で説明したいんだけど(自分の国語力のためにも)、忙しいときとかはメンドクサイし、子どもたちも自分で調べたほうが勉強になるだろうってことで、何年か前から、iPhoneに辞書アプリを入れてあげてるんです。

そうすると、パパが答えに詰まるようなときには、自分でささっと調べるようになる。

「〈空騒ぎ〉って、むやみに騒ぐこと、騒ぐわりには実のないことだってー。パパみたいアハハハハハハ」

「アハハハハハハじゃねえよ!笑」

みたいな。

古いiPhoneを知識の泉に。

iPhone好きのパパはすぐに新しい機種を買うから、子どもたちにはいつもお古がスライドしてるんだけど、そのiPhoneに、パパが使ってる辞書アプリを入れれば、新たに買い足す必要がないんだよね。

ちなみに俺は「大辞林」「広辞苑」「ウィズダム英和・和英辞典 2」「角川類語新辞典」「Wikipedia」を入れてるから、それらをそのまま子どもたちのiPhoneにもインストール済。

広辞苑とかけっこう高いけど、一回買っちゃえば、家族のiPhoneでみんなで使えると思えば安いもんだ。

ただ、最近は大辞林のほうが使い勝手が現代的だしリーズナブルなので、こっちだけでもいいかもね。

ネットで調べることもできるけど、やっぱりちゃんと責任とプライドの土台の上に編纂した辞書は素晴らしいですよ。

子どもと一緒に辞書使おうー!ビーバー!

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▲ 俺が小学生の頃使ってた辞書、通称ディックくん笑。子どもたちも使ってる。

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