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この前買ったファミコンが楽しくってハマってるよ。

昔人気だったカセットが30タイトル入ってる、ニンテンドークラシックミニってやつ。

PS4では『ゴーストリコン ワイルドランズ』とか『Star Wars バトルフロントII』とか『FIFA 18』とか『メタルギア』とかの複雑で映画みたいに没入できる最新のゲームを楽しんでるんだけど、ファミコンはぜんぜん別の次元で、超〜楽しい。

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まずコレ、おじさんにちょうどいいんすよ。

四十を過ぎるとどうしても反射神経とか集中力が若い頃のようにはいかないから、ゴーストリコンとかプレイするとすぐ疲れちゃうの笑。ゲーム画面内に表示される大量の情報を処理しつつ、複雑なコントロールを駆使してキャラクターを動かしつつ、仲間に指示を出したり周囲を警戒したり、やることが盛りだくさんなので、脳のメモリが足りなくって動きが鈍くなるのね。

でも初代のマリオとかアイスクライマーとかバルーンファイトとかの8ビットのゲームだと、シンプルに没入できるから、ストレスなく脳が活性化して、快感ホルモンが分泌されてくる感じ。

今のゲームって、どれもストーリー性がものすごいでしょう。特殊部隊でも宇宙戦争でもサッカーでさえも、人間が生きていく物語がベースにあるから、映画みたいに没入できるし(最近は脚本家もゲームを選ぶことが多いみたいだものね)、それはそれで楽しいんだけど、8ビットのファミコンは、そういうのとは別の次元で、たとえばオセロやボードゲームをプレイするのに似た気軽さと快感がある気がする。

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僕は書斎での仕事の息抜きに、サブディスプレイで遊ぶことが多いんだけど、でもね、やっぱりいちばん楽しいのはリビングで家族みんなで遊ぶとき。

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僕が一人でFIFA18やってたり、子どもたちがスプラトゥーンやってるときって、他の家族は見ているだけでだんだん飽きちゃってどっかいっちゃうんだけど、ファミコンのシンプルなゲームって、見ている方も引きこまれて、すんごく盛りあがるんだ。

凡ミスに爆笑したり、8ビットならではの滑稽な動きを笑ったりして、「次はパパにやらせろ!」「次はわたし〜!」みたいに、家族全体が巻き込まれていく。まさにファミリー・コンピュータ。いやホント、もっかい言うけど、まさに家族のコンピュータよコレ。

最新のゲームだと複雑すぎて操作を覚えるハードルがあるけど、ファミコンはボタン数も少ないから、説明書なんか読まずにぶっつけ本番で遊べるから、ちょっとやってみるか、って気になるんだろうね。

あと、ストーリー性があるにはあるけど、自分自身が配管工になってカメとかクリとかと戦うところをガチに夢想するほど没入するわけじゃないから、かろやかに楽しめるし。

家族でマリオカートとかやると、勝負性が強すぎて険悪な雰囲気になったりするし笑、ファミコンくらいが本当にチョウドイイ。リビングに笑いが広がるよホントに。

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▲ おいちゃんはやっぱり「バルーンファイト」がイチオシ。

初代マリオとかアイスクライマー、エキサイトバイクもおもしろいし、魔界村は今やっても「ああ、これは売れるゲームだわ」っていう傑作の直感があった。なぜか「イーアルカンフー」は家族がよく笑う。

「グラディウス」のコナミコマンドも健在だぜ!

俺としては「影の伝説」とかも欲しかったなあ。

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▲ ファミコン世代としては、筐体が驚くほど小さくてなんか笑える。

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▲ Apple TVとそんなに変わらない大きさ。隣に置いておけばHDMIケーブルを使い回せる。