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先週末に第5回 No Second Lifeセミナーに参加してきました。

今回はセミナーと言うより、きたる6月1日に東洋経済新報社より発売される@ttachiさんこと立花岳志さんのデビュー作「ノマドワーカーという生き方」 の出版記念イベントということで、学びながらも楽しいイベントとなりました。

また昨年、僕の人生のベクトルを大きく変化させた一冊「C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと」の著者であるまたよしれいさんもいらっしゃるということで、わくわくしながら会場へ足を運びました。

他にもこの界隈では有名な方々やたくさんの参加者の皆さんのエネルギーをビンビン感じ、目から耳から毛穴から吸収してきたのでレポートしますっ!

圧倒的エンタメ力!僕のような凡人は夢見るリアリストの底力に感服するしかない!

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音楽家を志す天才ブロガーjMatsuzaki氏のオープニングセッションが始まったその瞬間、僕は思いました。

「人は、ステージに立つべき人間と、それを眺める側の人間の2種類しかいない」

噂には聞いていましたが、文章のみならずステージにおいてまでこれほどの表現力を発揮するとは「この男、底が知れん!」と赤木キャプテンばりに唸ってしまった僕です。あの絶妙な「間」は、役者や芸人を志す人間が切望する技術であり、生まれ持ったギフトだと言えるでしょう。

立花さんが仰っていたように、インパクトが強すぎて講演内容が頭に残らないことも多いという彼の講演ですが、とても刺激的で、僕の心に強い楔を打ちつけました。

彼の言葉を一言でまとめれば「現実的に夢を叶える」という、ひどくシンプルなものです。

ですが彼は、あの「夢見るリアリスト」なのです。

もう少し噛み砕くと「夢や理想に向けて行動しつづける現実主義者」ということです。

井の頭公園の木陰で夢を語るだけで生産的活動を起こさないドリーマーでもなければ、眉間にシワをよせてひたすら日常で汗を流しつづけるリアリストでもない、ドリーミング・リアリストなんです(僕はかつて某友人に「悲観的なオプティミスト(楽観主義者)」だと評されたことがありますが、それに似ているかもしれません、ともあれ。

そんな夢見るリアリストは、大いなる志を日常に落としこみ、毎日着実に夢に向かって前進するための術を知っています。興味がある方は彼のブログ「jMatsuzaki」で学ぶといいでしょう。僕も日々学んでいます。すべては「行動」です。

iPhoneアプリを作って食べていくということ

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トークセッションは立花さんとAppleWalkerさん、またよしれいさんの3人による「ノマドワーク」に関するもの。

僕にとってはノマドワーク(場所を選ばない働き方)もさることながら、iPhoneアプリで生計を立てているAppleWalkerさんとまたよしれいさんのお話が現実的にとても参考になりました。

特にまたよしれいさんは、以前から紹介している「C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと」の著者ということで、具体的なお話を聞けてとても有意義で楽しかったです。

今の僕がこうしてセミナーに参加したり、XCodeでiPhoneアプリを開発したり、ブログを書いているのも、スタートはこの本です。

アプリ開発におけるモチベーションの保ち方から勉強方法、困ったときの対処法まで、アプリ開発の「はじめの一歩」を踏み出すために最適な名著であり、強くオススメしますっ。

懇親会でもお話しさせてもらいましたが、またよしさんの印象は「とても頭のいい人」。

「僕はやりたいと思ったことを行動するだけで、あまり長期の計画とかは立てない」と仰っていましたが、その行動には常に質の高い戦略が伴っているクレバーな方です。

「毎日がRPGだと思って、自分のレベルアップをするために生活している」

という言葉が印象的でした。

場の流れであまりお話ができませんでしたが、AppleWalkerさんにもアプリ開発の具体的なお話を聞けてとても勉強になりました。何より、プログラミングからデザインまで、すべておひとりでやられているということを聞き、絶大な勇気をいただきました。

僕にだって、やれば、できる。このお二方は、僕がくじけそうになったときに「大丈夫、どうにかなる」と肩を叩いてくれる一休宗純和尚のような存在だと言えます。

人の間に生きるのが「人間」

その他にも、マインドマップの達人@ さんのプロフェッショナルなマインドマップの実演を見ることができたり(これは即興アートといってもいいでしょう!)、この界隈のアイドルチョビベリーさんとお話しして原田宗典の小説「何者でもない」を思いだしてセンチメンタルな気分を味わったり、いつもながら縦横無尽に動き回り尽力する@jufukさんの爽やかさに圧倒されたり、前回お会いした方々と再会できたりと、皆さんの存在と努力に頭が下がる思いでした。

「ノマドライフ」の著者である本田直之さんが仰っているように、ノマドワークというのは、決して「誰とも関わらずに独りで仕事をする」ということではなく、むしろ「個人としてより多くの人とコラボレーション」していく仕事術であり、こうやって人の間に立っていることなんだなあ、と実感しました。

立花さんが仰っていたように、自分の利益よりもまず、誰かの役に立つ人間になりたいと、切に願う茅ヶ崎の夜でした。

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