新しいMacBook Air(mid 2012)が我が家へやってきてから約2ヶ月半。こいつのおかげで僕の作業環境は激変しました。
MacBook Air以前と以後では、すべてが違う!
ということで、MacBook Airを買って本当に良かったな!と思う理由を紹介します。
いつでもどこでもさっと使えるようになった!
Mathowie double fisting Macbook Airs / Mat Honan
まだ現役で使えるMacBook Pro(mid 2010)があったにも関わらずMacBook Airを買ったのは、一年中スリープ運用ができるからです。
MacBook AirにはSSD(フラッシュメモリドライブ)が使われています。
SSDはハードディスクのようにディスクを持たないため、読み取り装置(ヘッド)をディスク上で移動させる時間(シークタイム)や、目的のデータがヘッド位置まで回転してくるまでの待ち時間(サーチタイム)がなく、高速に読み書きできる。また、モーターが無いため消費電力も少なく、機械的に駆動する部品が無いため衝撃にも強い。
引用元: SSDとは【Solid State Drive】(フラッシュメモリドライブ) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典.
CDウォークマンを持ち運ぶと音が飛ぶことがあるように、HDDが動作中に動かすとディスクが傷ついてしまう(データがぶっ飛ぶ)危険性があるのですが、SSDならiPhoneやiPadと同じで、どれだけ振り回しても問題がないということです。
「HDDでもスリープさせて持ち運んでいるよ」という声もありますが、毎日ガタガタ揺れるトラックに乗っている僕にとっては自殺行為としか思えません。
会社業務が忙しくなると、まとまった自分の時間が取れなくなるので、15分くらいの空き時間にささっとスリープ解除して、自分のワークをこなしたいのです。
MacBook Airにしてからは、起動と終了の時間を気にせずに、与えられた時間いっぱいを有意義に使うことができるようになりました。
これは本当に大きな変化でした。
今まで帰宅後の疲労の溜まった時間帯に1時間かけてやっていたワークを、日中の空いた15分間×4回で終わらせてしまうことができるのですから。
空いた夜の1時間は、ギターを弾いたり家族と過ごしたりhuluを観たりしてリラックス→精気を養って新しいアイデアが産まれる→どんどん前へ進んでいく、という好循環が生まれました。これは立派なライフハックじゃないですか。
速すぎてiMacが遅く感じられる!
iMac – History Detectives / mikes rite
我が家の母艦は書斎にあるiMac。Mountain Lionをクリーンインストールしてからは動作もキビキビに戻って気持ちいいのですが、それでも普段MacBook Airを使っていると、つい「遅いなあ」と感じてしまう場面が多々あります。
iMacの動作が遅いのではないのです。MacBook Airが速すぎるだけ。
宮市亮が遅いとは誰も言わないでしょう。ウサイン・ボルトが速すぎるだけ。
当たり前だけど、薄くて軽いというただそれだけで!
以前使っていたMacBook Pro(mid 2010)は2.04kg。MacBook Air(mid 2012)は1.35kg。
毎日リュックに入れて持ち運ぶ僕にとって、この1kgの差は本当に大きいです。
会社業務が忙しいから今日はMacを触る時間はないだろう、と思う日でも、MacBook Airならとりあえず持っていきます。いつ予定が変更されて、空き時間が産まれるかわからないからです。
そういう日常の選択の際に、重量が軽くて、リュックの中で邪魔にならなくて、さっと取り出して短時間に作業をこなせる、というのは、まさに究極のモバイルコンピュータの姿ですよね。
おわりに
MacBook Airは、もっとずっと賞賛されていいプロダクトです。
AppleとMacintoshの輝かしい歴史の中でも、時代の移ろいを象徴するエポック・メイキングな製品だと言えるでしょう。
ノマドワーカーのみならず、コンピュータはますますパーソナルなものになり、身近に、いつでもどこでも素速く使えることが求められています。
MacBook Airは、情報が加速した現代において一歩でも抜きん出ようとするために必要不可欠な「新時代のモバイルメインコンピュータ」ではないでしょうか。
笑っちゃうくらい軽くて、薄くて、速いのに、メインコンピュータとして使える充分すぎるスペックを持っている究極の形。サブマシンという考え方は今後なくなっていくのかもしれませんね。
その中核をなすのは、なんといってもSSD(フラッシュメモリドライブ)の存在ですが、そういった機械部品や機能の存在を感じさせない「デザイン」の力が、MacBook Airのもうひとつの魅力でもあります。
音楽の歴史に「ビートルズ以前」と「ビートルズ以後」があるように、MacBook Airもまた、後年になってますますその存在の大きさを人々に知らしめるのではないでしょうか。
▶新しいMacBook Air13inchが来たので開封の儀。そして偉大なる先輩にリスペクトを捧げつつ世代交代!