新しいMacBook Airが届いて早数日、まだ金属と機械油の香りがほのかに漂う筐体に、ついに手を入れてしまった@RKlock_です。
そんな僕がなんでもかんでもステッカーをペタペタ貼って、ジョナサン・アイブが産み出した洗練されたデザインをも台無しにしてしまうのには確固たる理由があるんです。
Appleを愛しすぎるが故
Warhol’s Apple Macintosh piece / BurnAway
僕はMacintoshを、Appleを愛しています。今さらAppleの素晴らしさを説明することはしませんが、いつになっても、きっと永遠に、新しいAppleプロダクツを手に入れる瞬間は、僕にとって揺るぎない幸福になるでしょう。
そのMacintoshを所有する喜びが大きすぎるが故に、デザインと機能のバランスが絶妙すぎるが故に、毎朝見かけるだけで微笑んでしまうくらいに美しすぎるが故に、僕は「本来仕事やデジタルライフに用いるためのひとつのツールであるはずのコンピュータ」に、深すぎる思い入れを注いでしまうのです。
MacBook Airをいつでもどこでもガンッガン使い倒すために!
先代のMacBook Proがまだ現役で活躍できるのにあえてここでMacBook Airを購入したのは、いつでもどこでもサッと取り出してパッと使えるSSD搭載機を導入することで、あらゆる時間を無駄にしないで夢に向かって突進しよう、という目的があったからです。
会社の事務所でもトラックの中でもシャワー後のリビングでも、いつでも思いついたときに仕事ができる環境が欲しかったのです。
それなのに、外でガンガン使い倒すどころか、新しく美しいMacintoshにとろけるような視線を投げかける僕は、甲斐甲斐しく銀色のボディの埃を払ったり優しく撫でたりしながら「う〜ん、やっぱり家で使おうかなあ」なんて言い出す始末。
そこで、ステッカーチューンを施すことで、自分に暗示をかけます。
「このマシンは飾っておくもんじゃない!おまえがガンッガン使い倒してはじめてその価値が出るんだ!さあ、そいつを持って街へ出よ!」
そして僕だけのオンリーワンに
位置のバランスなどもほとんど考えずに、今までストックしてあったステッカーをペタペタ貼っていくと、だんだん誰のモノでもない、僕だけのMacintoshができあがっていきます。
スティーブ・ジョブズとジョナサン・アイブが創り出した「洗練された美」が、「大衆の混沌」へと堕落していきます。
そうなってようやく、僕はこいつをいつでも小脇に抱えて、たとえ火の中水の中をも、ずしずしと突き進んでいこうと思えるのです。
ちなみに先代MacBook Proは…
いちばん上の写真にあるように、先々代のiBookには「ガンガン使い倒すためのステッカー儀式」が施されていますが、先代のMacBook Proはまっさらなままです。
このときはあまりにも嬉しくて、また「使い倒してやるぜ!」という気概が足りなくて、手を入れられなかったのです。持ち歩いてはいましたが「HDDが壊れたらどうしよう」といつもビクビクしていたのです。とはいってもそれなりに使い込んではいますけどね。
嫌いではないww
単純にステッカーチューンが好きだという話もあります。基本的にエレガントなものよりはポップなもの、美しすぎるものよりはちょっと汚れているものが好きなんでしょうか。ミスチルよりサンボマスターみたいな、ちがうかっ!
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