2012年6月12日午前2時(日本時間)より、AppleのWWDC(世界開発者カンファレンス)が開催され、噂や情報の中でも本命だったMacBook Proと一緒に、念願の新MacBook Airも発表されました!
ということで、今年のWWDCでの発表をまとめてみました。
新MacBook Airは順調なスペックアップのみ。
デザインの刷新はなく、Ivy Bridge(プロセッサ)やSSD(フラッシュストレージ)などのスペックアップのみ。バッテリ駆動時間も延びています(11inchで最大5時間、13inchで最大7時間)。
解像度は据え置き。やはりいきなりRetina(超高解像度)ディスプレイは載せてきませんでしたね。
新MacBook ProにはRetinaディスプレイ搭載モデル追加!
新しいMacBook Proは2種類のラインナップ(17インチが無くなりました)
- 前モデルから単純にスペックアップした13インチ、15インチモデル
- RetinaディスプレイとSSDを搭載し、薄型軽量化した新15インチモデル
「薄くて軽くてSSDのMacBook ProとAirの差別化はどうするんだろう?」とさんざんブツブツ言っていた僕ですが、筐体の形(Airは手前が薄くなっているけど、Proは平らに薄い)やSSDの容量、そしてやはりRetinaディスプレイの有無で、じゅうぶんプロフェッショナル感が出ているようです。
今後、AirにもRetinaや大容量SSDが載るようになれば、いずれはMacBookの統合があるかもしれませんが。
次期OS X「Mountain Lion」は来月発売!
Mountain Lionの新機能は200以上。主だったところは
- iCloudの進化
- Messages、Reminders、Notesの新アプリ
- 音声認識機能(Siriではなく、話した言葉をそのままタイプしてくれる機能らしい)
- Air Play(Apple TV経由で、テレビの大画面でマックを操作できる)
詳しくはわかりませんが、iCloudの進化によって、iPhoneやiPadなどのすべてのデバイスとの同期がかなり楽しくなっているようです。
価格は19.99ドルで7月発売。今日以降にMacを買った人は、もちろん無料でアップデートできます!
iOS 6は秋まで待て!
- Siriの大幅な進化
- Siriの新iPad対応!
- Facebook統合(標準の写真、マップ、Safariなどからサクッと共有できる)
- Google Mapを排除
- その他200以上の新機能
こちらもなかなか楽しそうな感じですが、注目はやはり新しい「マップ」アプリでしょう。Appleは地図系サービスを買収したりして、1から独自の地図を作ってしまいました。
まあ、GoogleがiOSには機能を制限したGoogle Mapしか提供してくれないのですから、この流れは自然でしょうか。新しいマップのポイントは
- リアルタイム交通情報(他のiOSユーザーからリアルタイムに流れてくる?)
- Flyover(空からの3Dマップ)
- Siriによるナビゲーション
まとめ
やっぱり無責任で派手な噂と違って現実は落ち着いた展開になりましたが、MacBookが新調されたのが個人的にはうれしいですね。
ついに僕もAirデビューしようと思います。11インチがクールだけれど、Xcodeを考えると小さすぎるし、Retina搭載の薄型Proも魅力的だけど、実際Airでもじゅうぶん開発や仕事はできるし。
ともあれ浮かれてないで、最新のマシンでバリバリがんばるでよ〜☆
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