iPhoneやスマホのカメラの最大の欠点は、ズーム機能がしょぼいこと。一眼レフやコンデジのようにレンズ自体が伸び縮みする光学ズームに比べて、デジタルズームは画像が荒れてしまって使いものにならない。
「だったらスマホにレンズくっつければいいじゃん！」という、ストレートツッコミ型のイノベーションを世に放ったのは、久しくその栄光をひそめていたSONYだった。
QXシリーズ・スペシャルサイト | デジタルスチルカメラ Cyber-shot “サイバーショット” | ソニー
とは言っても、スマホカメラの利点はいつでも持ち歩ける携帯性なのに、ズームレンズなんて付けたらかさばっちゃってポケットに入らないし、レンズを別に持ち歩くならコンデジでよくね？と冷笑していたんだけど、コンセプトムービーを観て納得しました。
うん、これはスゴイや。まずはこちらをご覧あれ。
あとこうして使っているところを見てみると、一眼レフレベルのズームレンズがこれだけのサイズで持ち運べるのは思ったより苦にならなそう。
写真はSNSにシェアして楽しむ時代だから、これは本当に使えるだろう。たぶん今世界で一番使われているカメラであるスマホに装着するズームレンズなんだから、売れるよねこれは。
レンズは２種類。高倍率ズームで遠くまでくっきり撮影したい人はQX10、高画質レンズでボケのある一眼レフっぽい写真を撮影したい人はQX100という感じかな。用途がはっきりしているのもさすが。
発売は2013年10月25日。QX10が￥24,980、QX100が￥54,980だそうです。ひさしぶりにSONYが産んだ「新しいジャンル」。期待してるぜ。
↓さっそくレビューしてるところがあったので参考にしてみよう。
▶ ソニーのレンズスタイルカメラ DSC-QX10レビュー。開封・外観・無茶・撮影画質チェック – Engadget Japanese.
