本家本元だからこそ産みだせる最高のクオリティ『iPhone 5s Case』

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2013年の9月に僕がもっとも心躍らせたのは、iPhone5sでも5cでもなければiOS 7でもなく、Appleが初めて発売したiPhone 5s純正ケースだった。

スティーブは生前「iPhoneには何も付けないのが望ましい」というようなことを言っていたが、Appleを愛する者の一人として、毎日使うiPhoneにケースを付けないというのは現実的ではない。

アップル – iPhone – アクセサリ

となれば、自分の趣味に合ったiPhoneケースを探すしかないのだが、Appleの洗練されたデザインに見合うシンプルなケースというのはなかなか見つからず、あるいはケース自体の主張が強すぎて、iPhoneの存在感が薄れてしまうようなものばかりだった。

根本からリデザインしたiOS 7のリリースと時を同じくして、ようやくAppleが重い腰を持ち上げて発売した純正ケースは、想像以上に素晴らしい出来だったと言っていい。

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まずその質感。Webサイトの写真ではわかりにくいが、革独特の模様は想像以上に美しく、手にもとてもよく馴染む。なによりケースのサイズと作りが絶妙で、きつすぎず緩すぎないフィット感はさすが純正ケースといったところだ。他社製ケースだと、装着するのに難儀するほど小さめに作られていたり、逆にポケットから取り出す際にずれてしまうほど緩いものも少なくないのだが、純正ケースはまさにジャストフィットしてくれる。

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サイズがぴったり合っているので、画面部分にケースが余計にかぶさってこないので、実に心地よい使用感が生まれている。

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裏地はふんわりとした起毛のマイクロファイバーで、エレガントなiPhoneをやさしく包んでくれる。

素材のイタリア製ナチュラルレザーは、使用するにつれて風合いが変わるそうだが、僕が選んだブルーのような明るいカラーだと汚れが心配でもある。革製品独特の味が出るのか、薄汚れてみっともなくなってしまうのか、今後楽しみに使っていきたい。

Lightningコネクタやスピーカー、イヤフォンジャック、カメラ周り、スリープボタン、音量調節ボタンなど、各種アクセスへの切り込み穴の正確性はパーフェクト。ただし寸分の狂いもないあまりにタイトな作りだと、Lightning変換アダプタやその他他社製コネクタなどが装着できないことがままある。

今回は同時にApple純正の「Lightning – 30ピン アダプタ」も購入したのだが、若干の接触はあるものの、ケースを装着していても問題なく使えることがわかってほっとしている。

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Appleが、これまで何世代にも渡ってやってこなかった純正ケースの発売にここへきて踏み切ったのは、ゼロからリデザインしたiOS 7とiPhone 5cの存在が大きいだろう。

初代iMacのような、ポップでカラフルで気軽に扱えるiPhone 5cと、明るいパステルカラーを基調としたiOS 7のデザインに合わせるように、iPhoneにもポップなカラーリングのケースが用意された。代を重ねるごとにエレガントに落ち着いてしまったiPhoneのデザインがやや苦手だった僕にとって、個人的にもとても嬉しい展開だ。

iOS 7には、iPhone 5cの各カラーと、iPhone 5sのケースにマッチする壁紙が多数用意されているのも嬉しいところだ。

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さすがなのはこのケースのデザインとカラーリングの汎用性で、あらゆる趣味の人間に使えるようにまとまっていることだ。僕のようにポップでカラフルな路線を好む者は、イエローやブルー、レッドを選べばいいし、より落ち着いた風合いを好む者は、ブラウンやベージュ、ブラックがいいだろう。とくに皮の質感とよく合いそうなブラウンと、ピンクにも近いベージュは、ケリーバッグを抱えた貴女にもぴったりだろう。

ちなみに余談だが、プラスティック素材のiPhone 5cは、筐体自体がケースのようなものなので、別売りケースを装着すると「ケース on ケース」のように見えてしまわないだろうか。それならばいっそのこと、iPod touchのような極力薄い筐体にして、プラスティックかシリコンの交換可能なケースを付属したほうがすっきりするような気がする。

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ケースに開いた無数のドット穴から、iPhoneのロゴがすこしだけ見えてしまうのもAppleらしくない。「スティーブがいたら……」という、たらればの悪癖を繰り返してしまうのはよくないが。

ともあれ、Apple伝統のカラーラインナップと、落ち着いた風合いが見事に調和した「iPhone 5s 純正ケース」には、心から満足している。

iPhoneに頬ずりしている気色の悪い男を見かけたら、それはきっと僕だ。本家本元だからこそ産み出せる最高のクオリティを、あなたにも味わってほしい。

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