今日は、魂の日曜日。
僕は朝からせっせとブログ記事を書いたり、仲間と連絡を取ったり、作業をこなしたりと、人生と夢のために集中して働く、いわば一週間で最も大事な日だ。
今日は筆が乗ってしまって、予定時間をオーバーしてしまった。
一段落したので、高回転で熱を上げている脳みそと心をリラックスさせるために、西日の眩しい書斎で、大好きな曲を聴いた。
僕が大好きな映画「グラン・トリノ」の主題歌を、僕が大好きなジャズシンガーであるジェイミー・カラムがしっとりと歌っている。
YouTubeに公式動画があったので、ぜひ今日のあなたの大事な4分31秒を、ジェイミーの歌声に捧げてみてほしい。
映画が素晴らしかったのもあるのだが、この曲はいつも僕の心にじんわりと沁みこんでくる。
とくに疲れきった日や、達成感のある夜。乾ききったスポンジが、透明な水をきゅっと吸いこむように、僕はとろけそうになってしまう。
今、穏やかで優しいそよ風が、吹く。
俺の愛車グラン・トリノの中にそっと吹き抜ける。
昔の歌をもう1つ、口笛にのせ歌う。
___ グラン・トリノ/ジェイミー・カラム&クリント・イーストウッド – ホテル・ジワタネホの洋楽訳詞ブログThe Cinema Show – Yahoo!ブログ
この映画は、その存在を思い返すだけで、心があたたまる珠玉の作品のひとつだ。まだ観ていない人にはぜひ観てほしいな。
これは以前書いた『グラン・トリノ』の映画評の一部。
そして物語とはやや関係のないところで、僕は生きる希望というものをこの映画からもらった気がする。
僕という人間は、今ここにしかいない、誰とも代わりのきかない僕なのだ。
そして最終的に僕の人生は僕だけのもので、優れているとか劣っているとかお金持ちだとか人気者だとか、そういう他人との比較はまったく無意味なのだということが、じんわりと、だが奥深くまで、心に沁みてくるようだった。さあ、自分らしい人生を歩もう。
愛する人と美味しいものを食べて、幸せになろう。
ときには懺悔をして、自分や隣人を許しながら。引用元: 偏屈じじいのけじめとJamieの歌声に涙し、僕は懸命に生きようと誓った。『グラン・トリノ』 | CLOCK LIFE*.
さあ、明日からまた、人生がはじまるよ。
2014年3月9日午後4時01分。西日の眩しい書斎にて。庭先ではしゃぐ子どもたちの声に春の息吹を感じながら。