Driver Variety Store_9-15-05 / jimbrickett
僕はサービス業が長かったので、お店に入ると、良いところも悪いところも目についてしまう、という話を書いた。
▶ ダメなお店は、僕を映す鏡なのかもしれない。[ 日刊CL*72] 2014/03/01 | CLOCK LIFE*.
その話から僕が得た教訓は、「客観的に自分を見つめて、人の振り見て我が振りなおそう」ということだった。
僕は実際の店舗を経営しているわけじゃないけど、僕にとってのお店はこの「CLOCK LIFE*」というブログだ。そして僕はこの店に命をかけている。
そう考えたとき、僕のお店はお客さんにとって居心地のいい場所になっているのだろうか。
来訪してくれたお客さんは、満足して帰ってくれているだろうか。他の記事にも興味を持ってくれているだろうか。広告や記事のレイアウトなどの見た目は、お客さんのためになっているだろうか。記事は、独りよがりの自己顕示欲にまみれた文章ばかりになっていないだろうか。わかりやすく、役に立つ情報を届けられているだろうか。
そうやって見てみると、自分の店に足りないところが、すこしは見えてくる。
と同時に、他人様が運営している有名なお店の数々が、どれだけきちんと考えられていて、どれだけ優れているのかも、よく見えてくる。
こういう風に、ブログをお店として見てみると、そこで取り扱っている商品や、運営スタイル、接客態度、姿勢なども、それぞれとてもわかりやすく見えてくる。
クールなブランドショップみたいなスタイリッシュなお店があれば、お洒落な雑貨が所狭しと並んだお店もあるし、頑なに同じものしか売らない頑固な専門店もある。
バカばっかり言ってるひょうきんな店主もいれば、常に目をギラギラさせて野心に満ちた店主もいる。
僕はそういったいろんなタイプのお店の中を覗きこんでは「ほほう!」と感心して、家に帰ってこっそり模倣しているのだ。
最近特に「ほほう!」と感心しているのは、赤いメガネをかけた店主のお店だ。
彼女のお店は、とにかく、お客さんに優しい。
お客さんが見やすく、わかりやすく、伝わりやすく、お店を出るときにどれだけ気持ちよくなっていられるかを、しっかり考えられている。
人の役に立ちさえすれば、お店のスタイルや接客などは好きにすればいいと思う。
けれど今は、僕もこのお客さんを大事にするスタイルを、追求していきたいと思っている。
2014年3月10日午後7時24分。書斎にて。カレー食べすぎてお腹がパンパン。
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