「この人は、本当にブログが好きなんだなあ」
『あかめ女子のWebメモ』を読む度に、そう思った。
僕も二年ほどブログを書いているけど、僕はあかめちゃんのように、ブログが好きだ、とあらためて思ったことなんて一度もなかったのだ。
誤解を恐れずに言えば、ブログを通して情報を発信したり、自己を表現する行為に、ある種の恥ずかしさや寒々しさのようなものすら感じていた。
CLOCK LIFE*が、いつの間にかそれなりにたくさんの人に読まれるようになっても、僕のやりたいことはこれじゃない、という感覚がつきまとっていた。
かといって書籍を出版したいとか、講師をやってみたいとか、有名になりたいとか、そういう別の野望や目的があるわけでもない。
夢や方向性も定まっていないくせに、たくさんの先輩ブロガーの皆さんのおかげで成長できてきているのに、心のどこかで、僕は違う、と思いたかったのかもしれない。
気持ちに変化が現れはじめたのは、夏の終わり頃だった。
大好きな夏がゆき、会社業務が変わってストレスが急増し、心の余裕がなくなってくると、ブログの更新が苦痛になってきた。
毎朝4時に起きて、義務的に更新を続けているうちに、どうして僕はブログなんか書いているのだろう?と考えるようになって、いっそこのままやめてしまおうかと思ったこともある。
けれど、やめてしまおうか、と考えた瞬間、僕はぞっとした。
ブログを書かなくなったら、僕に何が残るというのか。
なんて書くと、自分でも、それは言いすぎじゃないかと失笑してしまうけど、そのときはなんかそんな気がした。
ブログは僕にとって希望で、ブログを書くことが好きで、ブログが毎日の喜びだったんだって、憂鬱に取りこまれていた日々の中で、ようやく思うことができたんだ。
そんな気持ちの変化に揺れていたときに、立花岳志さんのNSLブログセミナーに参加して、僕の気持ちは確固たるものになった。僕はブロガーだ、と。
だから今なら言える。僕はブログを心から愛しているよって。
今年一年、本当にありがとうございました。来年からもより一層、皆さんのお役に立ち、少しでも心に潤いをもたらせる情報や物語を発信していきたいと思っています。
どうかよいお年をお迎えください。
2013年12月31日午後2時 西日の眩しい書斎にて。
長山 竜
[Å] ブログが大好き。ブログって本当に不思議だと感じた1年でした。 | あかめ女子のwebメモ
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