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プロブロガー立花岳志さんの19回目のNSLセミナー『月間160万PVブロガーが教える 読まれ、引き寄せ、売れる! アクセス10倍アップ ブログ & SNS講座』に参加してきました。

今まで何度もNSLセミナーには参加してきたけれど、今回は参加人数も講演時間もワークの量も過去最大で、かつガッツリブログに関するテーマだったので、長時間にもかかわらずしっかり勉強してまいりました。

約2年ほどブログを書いてきた僕が学んだことと、今すぐに実践するポイント、率直な感想などを紹介します。

※写真は『アクセス10倍アップ ブログ&SNS講座 in 東京 130名様大入り満員で爆裂開催しました!本当にありがとうございました!! #nsl19 | No Second Life』からお借りしました。

ブログに命を吹きこむ

今や誰にでも簡単にはじめられるブログですが、漫然と書いているだけではたくさんの人に読んでもらうことはできません。

ブログを通じて自分が実現したいこと、ブログにしてほしいことを自分の中で明確にすることで、ブログに命が吹きこまれるわけです。たとえば……

  • ブログの収益で生活できるプロブロガーになりたい
  • ブログをきっかけに書籍を出版したい
  • 個人ブランディングをしたい(有名になりたい)
  • お店の宣伝をしたい
  • 商品を売りたい

僕のブログにもミッションはありますが、僕はそれを忘れてしまったり、ないがしろにしてしまうことがよくあります。

「ブログを通じて実現したいこと」を常に念頭に置いて、命のあるブログを書いていこうと思いました。

圧倒的に無名な僕たちは、ブログに情報を書かねばならない

ブログで何かを実現したいと願う僕らが絶対にやってはいけないのが、日記を書くことです。

毎日数十万PVものアクセスを集める芸能人の日記ブログと違って、圧倒的に無名な僕たちの日常を読みたいと思う人なんていないんです。

「情報8割・個人的なストーリー2割」くらいがちょうどいいのだそうです。

読者が知りたいのは、iPhone5sを買ったときのあなたの喜びではなく、iPhone5sを実際に触れた者にしか分からない実感なのです。

書籍における良い文章とブログにおける良い文章は違う

コンピュータやスマホで読むブログにおける良い文章とは、とにかく短い文章です。

できれば一行、長くても二行前半くらいで完結させるのがいいそうです。

文章力に自信がある人は、つい一文を長くしてうまくまとめようとしてしまう傾向があります。けれど、じっくりと腰を据えて読む書籍と違って、さらっと流し読むブログの場合、読者は長い文章にうんざりして読むのをやめてしまうからです。

長く美しくまとめられた小説の一節のような文に憧れていた僕に、この事実はかなり響きました。

僕らはブログで美文を売っているわけではないのです。

僕らが発信しているのは、あくまで「誰かの役に立つための情報」であり、芸術ではないということです。

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僕がこれからやることと改善するポイント

1.ブログのミッションを明確にする

あらためて僕がブログを通じて実現したいポイントを明確に書き出して、常にそれを忘れずに記事を更新することを決めました。

2.読まれる記事を書くポイントをまとめ、習慣化する

セミナーで学んだ「読まれる記事を書くポイント」を自分なりにまとめて、ブログメソッドとして習慣化しようと思います。

記事を書く前に気をつけるポイントと書いた後にチェックするポイントを毎回見るようにします。たとえば……

  • 文字を大きくする
  • 見出しをつける
  • 文章を短くする
  • ひらがなを増やす

このへんは後でしっかりまとめて別記事で紹介したいと思っています。

誠実でありつづけること

これはブログだけでなく、人として大事なことだなと、最近よく思います。

商品を売りたいとかアクセスを稼ぎたいとかステマだとかなんやかんや、僕らの薄汚れた私利私欲は、読者に一発で見抜かれてしまいます。

大げさな釣りタイトルの記事を読んでみて、落胆したことのある人も多いでしょう。

綺麗事と言われるかもしれないけれど、誰かの役に立ちたい、という真摯で誠実な思いこそが、より多くの人々の心に届くのだな、と僕にも実感があります。

あと、自分が好きなものや経験して良かったことなどを、人に伝えるのが嬉しくてたまらない、という気持ちが沸々と感じられるブログも、やっぱり人気がありますよね。

いずれにせよ、喜びをシェアしたい、という誠実さが必要なんだと思います。

成功するための絶対条件は、書きつづけること

ブログを成功させるための不可欠な条件は、書くことです。

どんなに美しいブログでも、どんなに人気のある人でも、どんなに文章が上手い人でも、書かなければはじまりません。

作家の花村萬月さんが言っていましたが、書けない作家(プロになっても定期的に作品を発表できない作家)というのは、書けないんじゃなくて、机に向かっていることができないのだそうです。

まずは机に向かって、ひたすら書く。書く。書く。毎日書いていれば、道は必ず拓ける。僕もそう信じています。

プロとアマチュアの違いが目に見えた気がする。

今回のセミナーには、安藤美冬さんや鳥居祐一さん、中村仁さん他、各界の著名人のゲストがたくさんいらっしゃっていました。

僕は残念ながら来賓の皆さんの著書を読んだことがなく、また長時間のセミナーで疲弊しきっていたこともあって、懇親会の席でも滅多に会えない方々にご挨拶することができませんでした。

けれどビールを片手に会場を見回してみると、懇親会で人と繋がろうという意識をしっかり持った人とそうでない人(僕も含めて)が、はっきりと分かれて見えました。

また、鳥居祐一さんほどの著名な方が(僕はお名前を存知あげていただけですが)、自分から会場を回って名刺交換をしていて、これがブランディングのプロか、といたく感心、感動しました。

しかも名刺交換をさせていただいたら、翌日にはメルマガが送られてくるあたり、鳥居さんには学ぶことがたくさんありそうです。

世界を股にかけるプロブロガーのまたよしれいくんも、僕を含めていろんな人たちに挨拶をして回って気さくに話をしていて、ああ、こういう人が多くの人々の支援と協力を得て、どんどん成長して、どんどん成功していくのだなあ、とこちらもいたく感心した次第です。

ブログを通じて情報発信を愉しむのもよし。ブログを通じて自己実現に向けて動くのもよし。

いずれにせよ、ブログっていいなあ、と久しぶりに感じました。

個人的には、もっともっとブログ単体のテーマでイベントやオフ会が盛りあがっていけば楽しそうだなと感じました。

これから読む推薦図書

今回のセミナーで紹介されたいくつかの書籍のうち、実際に購入して読もうと決めたのが以下の四冊です。

望みの人生を送るための「メンタルデザイン」と、僕がやると決めた3つのポイント。 #nsl17 | CLOCK LIFE*

道は違えど、目指す頂は同じ。ブロガーズフェス2013回顧録。 #ブロフェス2013 | CLOCK LIFE*