私の愛しいアップルパイへ
9月29日に開催された「第2回つながるカンファレンス」に参加してきました。
このイベントは文字通り「つながる」ことを主軸においた「カンファレンス」であり、講師が延々と議題について語るのを拝聴するセミナーとはまったく違うものでした。
ってことで、僕がつなカンにもらったもの。
友軍を結成しよう
僕がこのつなカンに参加しようと決めたのは、主宰者@haya1111さんの「第1回つなカンレポート」を読んだのがきっかけでした。
2.友軍を結成しよう
情報発信を始めているとあなたの情報やあなた自身を必要とする方が現れます。
そしたら小さな友軍から結成してみましょう。
先駆者達もみんなつながりで影響力が大きくなっています。
まずは自分なりの仲間を見つけましょう。
引用元: 初心者向け情報発信イベント「つながるカンファレンス」開催しました | HAYA技.
ブログというメディアで成功をおさめるために、自分独りの力だけではあまりにも頼りないと感じていた僕にとって、渡りに船のような企画だったのです。
後発だからこそ、誰かとつながって力を合わせなくっちゃ!
何をやるかではなく、誰とやるか
基調講演をつとめたHAYAさんの言葉「何をやるかではなく、誰とやるか」が、まさにこのカンファレンスの主題なのかもしれません。
HAYAさんの力強い瞳の中には、「考える前に行動」という彼の信念がしっかりと見えました。
その熱い気持ちと、同じように熱い仲間たちが今こうして「つながる」ためのカンファレンスを開催しているという、その眼前の事実こそが、つながることの大切さを体現しているのだ!と、僕は独り身体を震わせるのでした。
ラインを越えて
驚いたのは、ゲスト講演とライトニングトーク。
前回参加者の3人による講演が用意されていたのです。つまり誰にでもステージに立つチャンスがあるということ。
そしてその観る側と観られる側の間に横たわるラインは、ひょいと飛び越えられる低さに設定されている。
「客席から見上げる世界と、ステージから見る世界はまったく違う!」
というHAYAさんの言葉通り、そこには新しい展望と方向性があることは間違いないのでしょう。そこから新たな可能性を目指すこともまた、このカンファレンスの重要な主題のようです。
※ちなみに僕は、ブログから文章で戦うというゴールを目指しているので、講演などには興味がありません。あがっちゃうし。
ブログをつづけるための具体的施策
個人的には、ブログを書くのに役に立つアプリやWebサービス、スニペットなどのテクノロジーや、モチベーションキープの方法などの、具体的なブログ術を教えていただけたのがとても助かりました。
こういった技術的・具体的な知識と情報の共有もまた、「つながる」ことの大きなメリットのひとつであることは言うまでもありません。
ブログ執筆を効率化させるツール・アプリ・コツを一挙にご紹介します。 | あなたのスイッチを押すブログ
恐るべし、jMatsuzakiクオリティ!
ブログ界隈の奇人@jMatsuzakiくんによる講演も楽しみにしていたのですが、そのクオリティには一片の曇りも見あたらず、あいかわらず聴衆を魅了していました。
興味による集団は、契約による集団よりも強い。
会社組織などの契約による集団の「つながり」よりも、個々人の魂が欲する興味の「つながり」のほうが強固であることは間違いありません。
「テレビに引っ張りだこの専門家よりも、いつも見ているブロガー」という時代
たとえばiPhone5やライフハックについて詳しく知りたいと思ったとき、僕らはテレビやラジオにその情報を探すでしょうか。あるいはインターネットでその分野の権威を探すでしょうか。
そうではなく、信頼のおける個人ブログやSNSに、それを求める時代になってきています。情報の質と量をキープすることができれば、誰にでも戦える時代だと言うことです。
アイディアがセックスするとき
あなたは鉛筆を作ることができますか?黒鉛を採掘する方法を知っていますか?材木を伐採する方法を知っていますか?それらの材料を適切に組み立てる術を知っていますか?
それらすべてを独りでこなせる人を知っていますか?
何かを産み出すということは、アイディアがセックスするということに他ならないのです。
独りではなく、誰かとつながることが大切なんですね。
おわりに
FacebookやTwitterというインフラレベルのSNSのおかげで、今までよりも容易に「つながる」ことを継続することができる時代になりました。
セミナーやイベントで知り合った人たちと頻繁に会うことはできなくても、オンラインでやりとりをしながら親交を深めることができます。
実際にお会いしたときにはあまり喋れなかったけど、FacebookやTwitterで交流しているうちに、趣味や価値観が似ていることがわかってきて、仲良くなっていくことも多々あります。
ただ、そのスタート地点には、やはり実際に顔を合わせて、短い間でも「会った」という体験が重要であり、それなくして物語ははじまりません。
誰かが言っていたように、「人見知り」よりも「人見知りじゃない人」のほうが珍しいのです。さあ、新たなる「つながり」を求めて、書を捨て、街へ出ませんか。
※当記事に使用している写真はすべて、当日カメラマンをつとめてくださった@sayuki0821さんによるものです。ステキな写真をありがとうございました!