Facebookの対抗馬とかなんとか騒がれている新興SNS「Ello」。「Hello」からHを取っただけだというから「エロー」とでも読むんだろうか。
招待をいただいてしばらく使ってみたので、今現在できることやできないこと、特徴なんかをまとめてみたよ。
初めてログインしたらやること
▼登録して初めてログインしたところの画面
さて、何をしたらいいのかさっぱりわからないので@elloという公式アカウントからの英文メッセージを読んでみると、ざっくりこんなこと言ってる。
- Elloは広告ないしユーザーデータ売らないし、最低限のデザインだから楽しく人と繋がれるよ
- 「NOISE」ってところに、Elloコミュニティのオススメ投稿を入れてあるからとりあえず見てみたら?
- フォローしたい人を見つけたら「Friends」か「Noise」かのどちらかに入れなよ。どっちに入れたかは誰にもわかんないからさ
- とりあえず「SETTINGS」からプロフィール書いちゃってよ
Noise画面を覗いてみる
ということで「Noise」を覗いてみると、なるほど「口だけ黒ニコちゃんマーク」の@elloが、いろんなユーザーの投稿を表示してくれてる。写真とかイラストとかアーティスティックなものばっかだね。
何かオモロイ画を描く人見つけたのでフォローしてみる
試しにこの人フォローしてみよう。知らない人だから「Noise」に入れてみる。
誰かいないかユーザー検索してみる
誰か知ってる人はいないかな?と左上のメニューから「Search」へ行ってみるも、アカウント名検索しかできないのでよくわからない。
ちなみに左上のメニューボタンの1番左をマウスオーバーすると「Discover」って表示されて、画面が切り替わったら「Search」ってところをクリックして入力するようになってる。これすんげーわかりにくい。おいらの説明もわかりにくいけど。
プロフィールとかいじってみる
誰もいなくてつまんないので、言われたとおりにプロフィールをいじってみる。とりあえずFacebookで使ってるプロフィール写真とヘッダー画像をアップロード。
1人見つけたら芋づる式に知ってる人見つけた!
それにしても知ってる人がいないとぜんぜんつまんねー!と思ってたんだけど、1人見つけたらあとは芋づる式。まだ招待制でユーザーが少ないせいもあって、知ってる顔がどんどん出てきたのでどんどんフォローしてみる。
最大の特徴は「Friends」と「Noise」
オモロイなと思ったのは、フォローしている人を「Friends」と「Noise」として明確に分けてしまうこと。
フォローしておきながら「Noise=雑音」なんて呼び方するのは笑えるけど、本当に大切な人間関係だけにフォーカスしたいって狙いはよくわかる。
Facebookのニュースフィードの(商業的な)アルゴリズムがよっぽどイヤなんでしょう。というかそこで差別化したいんだねきっと。
▼Friendsに入れた人の投稿は、画面の右側いっぱいに大きく表示される。
▼Noiseに入れた人の投稿は、小さくたくさん表示される。
FacebookというよりPinterestやTwitterに近い印象
今のところ機能は制限的なのかな。招待制でユーザーも少ないし、もともとアート系の人たちが作品をシェアしていたということで、タイムラインはFacebookと言うよりPinterestっぽいし、実名の必要がなかったり、シンプルな感じはTwitterにも似てる。
あとやっぱりシンプルさとデザインに気を配ってるせいで、慣れないと使いにくい。スタイリッシュでクールなのはいいんだけど、クールなものはじつは売れないんだぜ。
この先ユーザーが増えてどういう機能が出てくるかで、ぜんっぜん予測がつかないんだけど、今のところそこまでの期待感はないッス。
Facebookのワクワクとは比べものにならないし、そもそも「Facebookの対抗馬」って感じじゃないしね。
でもクールを目指す人たちはきらいじゃない。SNSとしての期待値はおいといて、個人的には応援してます。あと最後に一番大事なこと書いとくけど、これひとっつもエロくないですからね。そこ気をつけて。